2次方程式 $x^2 - 4x + m = 0$ の2つの解の差が4であるとき、定数 $m$ の値と2つの解を求める問題です。

代数学二次方程式解と係数の関係連立方程式
2025/6/14

1. 問題の内容

2次方程式 x24x+m=0x^2 - 4x + m = 0 の2つの解の差が4であるとき、定数 mm の値と2つの解を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、2次方程式の解を α\alphaβ\beta とします。
解と係数の関係より、
α+β=4\alpha + \beta = 4
αβ=m\alpha \beta = m
問題文より、2つの解の差が4なので、
αβ=4\alpha - \beta = 4
α+β=4\alpha + \beta = 4αβ=4\alpha - \beta = 4 の連立方程式を解きます。
2つの式を足すと、
2α=82\alpha = 8
α=4\alpha = 4
α=4\alpha = 4α+β=4\alpha + \beta = 4 に代入すると、
4+β=44 + \beta = 4
β=0\beta = 0
したがって、α=4\alpha = 4β=0\beta = 0 となります。
次に、mm の値を求めます。
αβ=m\alpha \beta = m より、
m=4×0=0m = 4 \times 0 = 0
よって、m=0m = 0 であり、2つの解は 4400 です。

3. 最終的な答え

m=0m = 0
2つの解は x=0,4x = 0, 4

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