点A(-1, 2, 3)と点B(0, 4, 1)を通る直線lに、原点Oから垂線OHを下ろしたとき、点Hの座標を求める問題です。

幾何学ベクトル空間ベクトル直線垂線内積
2025/6/14

1. 問題の内容

点A(-1, 2, 3)と点B(0, 4, 1)を通る直線lに、原点Oから垂線OHを下ろしたとき、点Hの座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、直線lの方向ベクトルを求めます。
AB=OBOA=(0,4,1)(1,2,3)=(1,2,2)\vec{AB} = \vec{OB} - \vec{OA} = (0, 4, 1) - (-1, 2, 3) = (1, 2, -2)
次に、直線l上の点をパラメータtを用いて表します。
OH=OA+tAB=(1,2,3)+t(1,2,2)=(1+t,2+2t,32t)\vec{OH} = \vec{OA} + t\vec{AB} = (-1, 2, 3) + t(1, 2, -2) = (-1+t, 2+2t, 3-2t)
したがって、点Hの座標はH(1+t,2+2t,32t)H(-1+t, 2+2t, 3-2t)と表せます。
OH\vec{OH}AB\vec{AB}が垂直であることから、内積が0になることを利用します。
OHAB=0\vec{OH} \cdot \vec{AB} = 0
(1+t)(1)+(2+2t)(2)+(32t)(2)=0(-1+t)(1) + (2+2t)(2) + (3-2t)(-2) = 0
1+t+4+4t6+4t=0-1+t+4+4t-6+4t = 0
9t3=09t - 3 = 0
9t=39t = 3
t=13t = \frac{1}{3}
求めたtの値を点Hの座標の式に代入します。
H(1+13,2+213,3213)=H(23,83,73)H(-1+\frac{1}{3}, 2+2\cdot\frac{1}{3}, 3-2\cdot\frac{1}{3}) = H(-\frac{2}{3}, \frac{8}{3}, \frac{7}{3})

3. 最終的な答え

H(-2/3, 8/3, 7/3)

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