1. 問題の内容
与えられた関数 のグラフを描く問題です。
2. 解き方の手順
まず、絶対値の中身の関数 のグラフを描きます。
次に、そのグラフの の部分を 軸に関して折り返すことで、絶対値のグラフ を得ます。
具体的には以下の手順で進めます。
1. $f(x) = -x^2 + 6x - 8$ を平方完成します。
これは、頂点が で、上に凸の放物線です。
2. $f(x) = 0$ となる $x$ を求めます。
したがって、 で 軸と交わります。
3. $y = f(x) = -x^2 + 6x - 8$ のグラフを描きます。
4. $f(x) < 0$ となる区間は、放物線が $x$ 軸より下にある部分なので、$x < 2$ または $x > 4$ です。この部分のグラフを $x$ 軸に関して折り返します。つまり、$y = -f(x) = x^2 - 6x + 8$ となります。
の区間では、のグラフをそのまま使います。
5. 折り返した後のグラフが、$y = |-x^2 + 6x - 8|$ のグラフです。
3. 最終的な答え
グラフは、頂点が で、 で 軸と交わり、
および の区間では、軸より上側に折り返された放物線となる。