絶対値を含む方程式を解くためには、絶対値の中身が正か負かで場合分けをします。
2x と x−5 の符号で場合分けを行います。 2x≥0 かつ x−5≥0 なので、 ∣2x∣=2x かつ ∣x−5∣=x−5 となります。 よって、方程式は 2x+(x−5)=8 となり、これを解くと 3x−5=8 から 3x=13 となり、x=313 となります。 しかし、x≥5 という条件に反するので、この場合は解なしです。 (ii) 0≤x<5 のとき 2x≥0 かつ x−5<0 なので、 ∣2x∣=2x かつ ∣x−5∣=−(x−5)=5−x となります。 よって、方程式は 2x+(5−x)=8 となり、これを解くと x+5=8 から x=3 となります。 これは 0≤x<5 の条件を満たします。 2x<0 かつ x−5<0 なので、 ∣2x∣=−2x かつ ∣x−5∣=−(x−5)=5−x となります。 よって、方程式は −2x+(5−x)=8 となり、これを解くと −3x+5=8 から −3x=3 となり、x=−1 となります。 これは x<0 の条件を満たします。 したがって、(ii)と(iii)の場合から、x=3 と x=−1 が解となります。