100枚のチケットをP, Q, R, Sの4人で分け、Sは35枚持っている。4人のチケット枚数はそれぞれ異なる。QとSのどちらが多くチケットを持っているかを、ア「PはQより多い」とイ「RはQより多い」の情報を使って判断する。

応用数学論理不等式条件判断問題解決
2025/6/15

1. 問題の内容

100枚のチケットをP, Q, R, Sの4人で分け、Sは35枚持っている。4人のチケット枚数はそれぞれ異なる。QとSのどちらが多くチケットを持っているかを、ア「PはQより多い」とイ「RはQより多い」の情報を使って判断する。

2. 解き方の手順

まず、P, Q, R, Sのチケット枚数をそれぞれ p,q,r,sp, q, r, s とおく。
問題文より、 s=35s = 35 である。また、p+q+r+s=100p+q+r+s = 100 より、 p+q+r+35=100p+q+r+35=100 、つまり p+q+r=65p+q+r = 65 である。
アの情報「PはQより多く買い取った」があるとき、p>qp > q である。
イの情報「RはQより多く買い取った」があるとき、r>qr > q である。
アの情報だけでは、p>qp>q しかわからないため、qqs=35s=35 の大小関係は判断できない。
イの情報だけでは、r>qr>q しかわからないため、qqs=35s=35 の大小関係は判断できない。
アとイの両方の情報があるとき、p>qp>q かつ r>qr>q である。p+q+r=65p+q+r = 65 なので、p+q+r>q+q+q=3qp+q+r > q+q+q = 3q 、つまり 65>3q65 > 3q となる。よって、q<65321.67q < \frac{65}{3} \approx 21.67 である。
このとき、q<21.67<35=sq < 21.67 < 35 = s なので、q<sq < s であることがわかる。つまり、Sの方がQよりも多くチケットを持っている。
したがって、アとイの両方の情報が必要で、片方だけでは分からない。

3. 最終的な答え

C

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