1. 問題の内容
5人の人をA, B, Cの3つの組に分ける方法は何通りあるかを求める問題です。ただし、各組には少なくとも1人は入るものとします。
2. 解き方の手順
まず、各組に少なくとも1人入るように5人を3つの組に分ける方法を考えます。
考えられる人数配分は以下の2パターンです。
(1) 3人、1人、1人
(2) 2人、2人、1人
(1) 3人、1人、1人の場合:
まず、5人の中から3人を選ぶ組み合わせは 通りです。
残りの2人から1人を選ぶ組み合わせは 通りです。
最後に残った1人は自動的に決まります。
しかし、1人の組が2つあるので、区別しないように2!で割る必要があります。
したがって、この場合の分け方は、
通りです。
そして、3つの組A, B, Cに割り振る方法は、3! = 3 x 2 x 1 = 6通りあります。
なので、この場合の分け方は、10 x 3 = 30通りとなります。
(2) 2人、2人、1人の場合:
まず、5人の中から2人を選ぶ組み合わせは 通りです。
残りの3人から2人を選ぶ組み合わせは 通りです。
最後に残った1人は自動的に決まります。
しかし、2人の組が2つあるので、区別しないように2!で割る必要があります。
したがって、この場合の分け方は、
通りです。
そして、3つの組A, B, Cに割り振る方法は、3! = 3 x 2 x 1 = 6通りあります。
A, Bに2人、Cに1人を割り当てるので、A, Bの選び方は3通りあります。
なので、この場合の分け方は、15 x 3 = 45通りとなります。
上記(1), (2)の場合の合計は、30 + 45 = 75通りとなります。
各場合においてA, B, Cに割り当てたので、それを考慮する必要はありません。
したがって、5人を3つの組A, B, Cに分ける方法は、
通り
3. 最終的な答え
75通り