2点A(1, 4)とB(5, -2)を結ぶ線分ABの垂直二等分線の方程式を求める。

幾何学線分の垂直二等分線直線の平行条件直線の垂直条件直線の方程式
2025/6/15
## 問題14

1. 問題の内容

2点A(1, 4)とB(5, -2)を結ぶ線分ABの垂直二等分線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

まず、線分ABの中点Mの座標を求める。
M=(1+52,4+(2)2)=(3,1)M = \left(\frac{1+5}{2}, \frac{4+(-2)}{2}\right) = (3, 1)
次に、線分ABの傾きを求める。
mAB=2451=64=32m_{AB} = \frac{-2-4}{5-1} = \frac{-6}{4} = -\frac{3}{2}
垂直二等分線の傾きは、線分ABの傾きの逆数の符号を反転させたものになる。
m=1mAB=132=23m_{\perp} = -\frac{1}{m_{AB}} = -\frac{1}{-\frac{3}{2}} = \frac{2}{3}
垂直二等分線は点M(3, 1)を通り、傾きが 23\frac{2}{3} である直線であるから、その方程式は次のようになる。
y1=23(x3)y - 1 = \frac{2}{3}(x - 3)
y=23x2+1y = \frac{2}{3}x - 2 + 1
y=23x1y = \frac{2}{3}x - 1
整理すると、
3y=2x33y = 2x - 3
2x3y3=02x - 3y - 3 = 0

3. 最終的な答え

2x3y3=02x - 3y - 3 = 0
## 問題15

1. 問題の内容

2直線 2x+ay+2=02x + ay + 2 = 0(a+1)x+y+1=0(a+1)x + y + 1 = 0 が与えられている。
(1) 2直線が平行となるような定数aaの値を求める。
(2) 2直線が垂直となるような定数aaの値を求める。

2. 解き方の手順

(1) 2直線が平行となる条件は、それぞれの傾きが等しいことである。
2x+ay+2=02x + ay + 2 = 0 を変形して y=2ax2ay = -\frac{2}{a}x - \frac{2}{a}. 傾きは 2a-\frac{2}{a}
(a+1)x+y+1=0(a+1)x + y + 1 = 0 を変形して y=(a+1)x1y = -(a+1)x - 1. 傾きは (a+1)-(a+1)
よって、2a=(a+1)-\frac{2}{a} = -(a+1) となる。
2=a(a+1)2 = a(a+1)
a2+a2=0a^2 + a - 2 = 0
(a+2)(a1)=0(a+2)(a-1) = 0
a=2,1a = -2, 1
a=0a=0の場合、2x+2=02x+2=0となり、yyの項が無くなるため、平行条件を満たさない。
(a+1)x+y+1=0(a+1)x + y + 1 = 0において、a=1a=-1とすると、y+1=0y+1=0となり、xxの項が無くなるため、平行条件を満たさない。
したがって、a=2a=-2およびa=1a=1は条件を満たす。
(2) 2直線が垂直となる条件は、それぞれの傾きの積が-1になることである。
2a(a+1)=1-\frac{2}{a} \cdot -(a+1) = -1
2(a+1)a=1\frac{2(a+1)}{a} = -1
2a+2=a2a + 2 = -a
3a=23a = -2
a=23a = -\frac{2}{3}

3. 最終的な答え

(1) a=2,1a = -2, 1
(2) a=23a = -\frac{2}{3}

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