リンゴ、ナシ、オレンジの個数の合計が10個である。それぞれの果物は2個以上存在する。リンゴの個数を特定するために、追加の情報アまたはイ、あるいは両方が必要かどうかを判断する問題です。 情報ア:リンゴはナシより1個多い 情報イ:オレンジはナシより3個多い

算数文章問題方程式整数
2025/6/15

1. 問題の内容

リンゴ、ナシ、オレンジの個数の合計が10個である。それぞれの果物は2個以上存在する。リンゴの個数を特定するために、追加の情報アまたはイ、あるいは両方が必要かどうかを判断する問題です。
情報ア:リンゴはナシより1個多い
情報イ:オレンジはナシより3個多い

2. 解き方の手順

リンゴの個数を rr、ナシの個数を pp、オレンジの個数を oo とする。
問題文より、r+p+o=10r + p + o = 10 である。
情報アのみの場合:
r=p+1r = p + 1r+p+o=10r + p + o = 10 に代入すると、(p+1)+p+o=10(p + 1) + p + o = 10 となり、2p+o=92p + o = 9
ppoo は2以上の整数であるため、この式を満たす解は複数存在する。例えば、p=2p=2 なら o=5o=5p=3p=3 なら o=3o=3
したがって、情報アだけではリンゴの個数を特定できない。
情報イのみの場合:
o=p+3o = p + 3r+p+o=10r + p + o = 10 に代入すると、r+p+(p+3)=10r + p + (p + 3) = 10 となり、r+2p=7r + 2p = 7
rrpp は2以上の整数であるため、この式を満たす解は複数存在する。例えば、p=2p=2 なら r=3r=3p=1p=1は条件を満たさない、p=3p=3ならr=1r=1,これも条件を満たさない。
したがって、情報イだけではリンゴの個数を特定できない。
情報アと情報イの両方の場合:
r=p+1r = p + 1o=p+3o = p + 3r+p+o=10r + p + o = 10 に代入すると、(p+1)+p+(p+3)=10(p + 1) + p + (p + 3) = 10 となり、3p+4=103p + 4 = 10
よって、3p=63p = 6 より p=2p = 2
このとき、r=p+1=2+1=3r = p + 1 = 2 + 1 = 3o=p+3=2+3=5o = p + 3 = 2 + 3 = 5 となり、それぞれの個数が確定する。
したがって、情報アと情報イの両方があればリンゴの個数を特定できる。
どちらか片方だけではリンゴの個数を特定できないので、答えはCである。

3. 最終的な答え

C

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