まず、与えられた2次方程式を解きます。解の公式または因数分解を利用します。ここでは因数分解を試みます。
x2−(3a−1)x+2a2=0 この式を因数分解すると、
(x−a)(x−2a)=0 となります。したがって、解は x=a と x=2a です。問題文より、これらの解がどちらも整数である必要があります。 x=a と x=2a が整数であるという条件から、与えられた条件は「a が整数である」という条件と同値であることがわかります。問題文では、a が整数であると仮定しているので、解 a と 2a が整数であるという条件は常に満たされます。 しかし、問題は a がどのような整数値を取りうるか問うています。問題文に特別な制限はないため、任意の整数 a が解となり得ます。 改めて、問題文を注意深く確認すると、「xの2次方程式の解がいずれも整数であるとき、整数aの値をすべて求めよ」とあります。
x=aとx=2aが解なので、これらが整数である必要があります。 aが整数のとき、2aも整数になります。 したがって、aが整数のとき、xの2次方程式の解はいずれも整数になります。 問題文にaについての制限がないので、すべての整数が解になります。 考え方を変えます。
解と係数の関係から、解をα,βとすると、 α+β=3a−1 αβ=2a2 α,βが整数であるとき、α+βも整数なので、3a−1は整数となり、aは整数です。 また、αβ=2a2も整数なので、aは整数です。 α+β=3a−1より3a=α+β+1なので、a=(α+β+1)/3 αβ=2a2に代入して整理すると、 9αβ=2(α+β+1)2 9αβ=2(α2+β2+1+2αβ+2α+2β) 9αβ=2α2+2β2+2+4αβ+4α+4β 0=2α2+2β2−5αβ+4α+4β+2 4α2+4β2−10αβ+8α+8β+4=0 (2α−β)2+4α+4β+4−6αβ=0 ここからaの値を具体的に求めるのは難しいです。 元に戻って因数分解から考えると、x=aとx=2aが解です。 これらが共に整数なので、aが整数のとき、2aも整数になります。 a=0の時、x=0,0 a=1の時、x=1,2 a=−1の時、x=−1,−2