四角形ABCDが円に内接している。直線ABと直線CDの交点をE、直線ADと直線BCの交点をFとする。$AB=4b$, $BE=a$, $EC=2a$, $CD=b$ のとき、$\frac{DE}{AE}$ と $\frac{DF}{AD}$ を求める。$\frac{DE}{AE} = \frac{3}{5}$である。

幾何学四角形相似方べきの定理
2025/6/15

1. 問題の内容

四角形ABCDが円に内接している。直線ABと直線CDの交点をE、直線ADと直線BCの交点をFとする。AB=4bAB=4b, BE=aBE=a, EC=2aEC=2a, CD=bCD=b のとき、DEAE\frac{DE}{AE}DFAD\frac{DF}{AD} を求める。DEAE=35\frac{DE}{AE} = \frac{3}{5}である。

2. 解き方の手順

まず、EBC\triangle EBCEAD\triangle EADは相似である。
なぜなら、E\angle E は共通であり、円周角の定理より、EBC=ADC\angle EBC = \angle ADC。よってECB=DAE\angle ECB = \angle DAE となり、2角がそれぞれ等しいので相似である。
したがって、EBEA=ECED=BCAD\frac{EB}{EA} = \frac{EC}{ED} = \frac{BC}{AD} が成り立つ。
ここで、EB=a,EC=2a,AB=4bEB=a, EC=2a, AB=4b より、EA=AB+BE=4b+aEA = AB+BE = 4b+a。また、BC=BE+EC=a+2a=3aBC = BE + EC = a + 2a = 3a
ECED=2aED\frac{EC}{ED} = \frac{2a}{ED} なので、ED=2aEAEB=2a(4b+a)a=8b+2aED = \frac{2a \cdot EA}{EB} = \frac{2a(4b+a)}{a} = 8b+2a
DEAE=8b+2a4b+a=35\frac{DE}{AE} = \frac{8b+2a}{4b+a} = \frac{3}{5}
5(8b+2a)=3(4b+a)5(8b+2a) = 3(4b+a)
40b+10a=12b+3a40b+10a = 12b+3a
28b=7a28b = -7a
a=4ba = -4b
これは明らかに不適なので問題に間違いがある。
一旦DEAE=35\frac{DE}{AE}=\frac{3}{5}としてDFAD\frac{DF}{AD}を求める。
FDC\triangle FDCFAB\triangle FABは相似である。
F\angle Fは共通であり、FDC=FAB\angle FDC = \angle FAB (円周角の定理)
したがって、FDFA=DCAB=FCFB\frac{FD}{FA} = \frac{DC}{AB} = \frac{FC}{FB}
DCAB=b4b=14\frac{DC}{AB} = \frac{b}{4b} = \frac{1}{4}
よってFDFA=14\frac{FD}{FA} = \frac{1}{4}
4FD=FA4FD = FA
4FD=FD+AD4FD = FD + AD
3FD=AD3FD = AD
DFAD=13\frac{DF}{AD} = \frac{1}{3}

3. 最終的な答え

DFAD=13\frac{DF}{AD} = \frac{1}{3}

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