与えられた方程式と不等式を解く問題です。 (1) $2^{3x-3} = 64$ (2) $(\frac{1}{3})^{x+1} < (\frac{1}{27})^x$ (3) $\log_3(-3x+9) = 3$ (4) $\log_3(2x-3) < 2$

代数学指数対数方程式不等式
2025/6/15

1. 問題の内容

与えられた方程式と不等式を解く問題です。
(1) 23x3=642^{3x-3} = 64
(2) (13)x+1<(127)x(\frac{1}{3})^{x+1} < (\frac{1}{27})^x
(3) log3(3x+9)=3\log_3(-3x+9) = 3
(4) log3(2x3)<2\log_3(2x-3) < 2

2. 解き方の手順

(1) 23x3=642^{3x-3} = 64 を解きます。
まず、646422の累乗で表すと、64=2664 = 2^6です。
したがって、23x3=262^{3x-3} = 2^6 となります。
指数部分を比較すると、3x3=63x-3 = 6
3x=93x = 9
x=3x = 3
(2) (13)x+1<(127)x(\frac{1}{3})^{x+1} < (\frac{1}{27})^x を解きます。
まず、127\frac{1}{27}13\frac{1}{3}の累乗で表すと、127=(13)3\frac{1}{27} = (\frac{1}{3})^3です。
したがって、(13)x+1<((13)3)x(\frac{1}{3})^{x+1} < ((\frac{1}{3})^3)^x となり、(13)x+1<(13)3x(\frac{1}{3})^{x+1} < (\frac{1}{3})^{3x} となります。
底が1より小さいので、指数部分の大小関係は逆転します。
x+1>3xx+1 > 3x
1>2x1 > 2x
x<12x < \frac{1}{2}
(3) log3(3x+9)=3\log_3(-3x+9) = 3 を解きます。
対数の定義から、3x+9=33-3x+9 = 3^3
3x+9=27-3x+9 = 27
3x=18-3x = 18
x=6x = -6
ここで、真数条件を確認します。
3x+9>0-3x+9 > 0 である必要があるので、3(6)+9=18+9=27>0-3(-6)+9 = 18+9 = 27 > 0。よって、x=6x=-6 は解として適切です。
(4) log3(2x3)<2\log_3(2x-3) < 2 を解きます。
まず、真数条件より、2x3>02x-3 > 0である必要があります。よって、x>32x > \frac{3}{2}
次に、不等式を変形します。
log3(2x3)<log3(32)\log_3(2x-3) < \log_3(3^2)
log3(2x3)<log3(9)\log_3(2x-3) < \log_3(9)
底が1より大きいので、真数部分の大小関係はそのままです。
2x3<92x-3 < 9
2x<122x < 12
x<6x < 6
真数条件と合わせて、32<x<6\frac{3}{2} < x < 6

3. 最終的な答え

(1) x=3x = 3
(2) x<12x < \frac{1}{2}
(3) x=6x = -6
(4) 32<x<6\frac{3}{2} < x < 6

「代数学」の関連問題

与えられた不等式 $4 + \frac{1}{5}(n-4) > \frac{1}{2}n$ を満たす最大の自然数 $n$ を求めます。

不等式一次不等式整数解
2025/6/15

不等式 $4 + \frac{1}{5}(n-4) > \frac{1}{2}n$ を満たす最大の自然数 $n$ を求める問題です。

不等式一次不等式自然数
2025/6/15

与えられた不等式 $600 + 25(n - 20) \le 32n$ を満たす最小の自然数 $n$ を求める問題です。

不等式一次不等式代数
2025/6/15

与えられた5つの2次方程式について、指定された条件(実数解を持つ、重解を持つ、異なる二つの実数解を持つ)を満たすような $m$ の値または範囲を求める。

二次方程式判別式実数解重解
2025/6/15

与えられた連立不等式を解く問題です。 連立不等式は次の通りです。 $\begin{cases} 3x+1 \geq 7x-5 \\ -x+6 < 3(1-2x) \end{cases}$

不等式連立不等式一次不等式
2025/6/15

関数 $y = -x^2 + 2x + c$ ($0 \leq x \leq 3$) の最小値が -5 であるとき、$c$ の値を求める問題です。

二次関数最大・最小平方完成グラフ
2025/6/15

2つの不等式 $x \geq 3$ と $x > 0$ の共通範囲を求める問題です。

不等式共通範囲数直線
2025/6/15

関数 $y = 2x^2 + 4x + c$ が、$-2 \leq x \leq 1$ の範囲で最大値7を取るように、定数 $c$ の値を求める問題です。

二次関数最大値平方完成定義域
2025/6/15

問題は、2次方程式を解く問題(16)と、2次不等式を解く問題(17)です。それぞれ(1)から(6)までの問題があります。

二次方程式二次不等式解の公式因数分解
2025/6/15

(3) $y$ は $x$ に反比例し、$x = -2$ のとき $y = 2$ である。 ① $y$ を $x$ の式で表しなさい。 ② ①で表した式について、この関数のグラフをかき...

反比例グラフ度数分布中央値球の表面積幾何学
2025/6/15