2次関数 $y = -x^2 + 2x + 1$ の $0 \le x \le 1$ における最大値と最小値、およびそのときの $x$ の値を求める問題です。

代数学二次関数最大値最小値平方完成放物線
2025/6/15

1. 問題の内容

2次関数 y=x2+2x+1y = -x^2 + 2x + 10x10 \le x \le 1 における最大値と最小値、およびそのときの xx の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、2次関数を平方完成します。
y=x2+2x+1=(x22x)+1=(x22x+11)+1=(x1)2+1+1=(x1)2+2y = -x^2 + 2x + 1 = -(x^2 - 2x) + 1 = -(x^2 - 2x + 1 - 1) + 1 = -(x-1)^2 + 1 + 1 = -(x-1)^2 + 2
したがって、y=(x1)2+2y = -(x-1)^2 + 2 となります。
これは、頂点が (1,2)(1, 2) で上に凸の放物線です。
定義域は 0x10 \le x \le 1 なので、頂点の xx 座標である x=1x=1 が定義域に含まれています。
したがって、x=1x=1 のとき、最大値 y=2y=2 をとります。
次に、定義域の端点である x=0x=0 のときの yy の値を計算します。
x=0x=0 のとき、y=(01)2+2=1+2=1y = -(0-1)^2 + 2 = -1 + 2 = 1 となります。
定義域の端点は x=0x=0x=1x=1 であり、x=0x=0y=1y=1, x=1x=1y=2y=2 であることから、x=0x=0 で最小値 y=1y=1 をとります。

3. 最終的な答え

最大値:x=1x=1 のとき 22
最小値:x=0x=0 のとき 11

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