三角形の内角の和は $180^\circ$ なので、$C = 180^\circ - A - B = 180^\circ - 75^\circ - 60^\circ = 45^\circ$

幾何学三角形正弦定理余弦定理面積外接円角度
2025/6/15
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1. 問題の内容

この問題は、3つの三角形に関する問題です。
* 問題5: ABC\triangle ABC において、AB=4,A=75,B=60AB = 4, A = 75^\circ, B = 60^\circ のとき、CACA の長さと外接円の半径 RR を求めます。
* 問題6: ABC\triangle ABC において、AB=3,BC=7,CA=2AB = 3, BC = \sqrt{7}, CA = 2 のとき、角 AA の大きさを求めます。
* 問題7: ABC\triangle ABC において、AB=8,BC=33,B=135AB = 8, BC = 3\sqrt{3}, B = 135^\circ のとき、ABC\triangle ABC の面積 SS を求めます。
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2. 解き方の手順

### 問題5

1. **角Cの計算:**

三角形の内角の和は 180180^\circ なので、C=180AB=1807560=45C = 180^\circ - A - B = 180^\circ - 75^\circ - 60^\circ = 45^\circ

2. **正弦定理によるCAの計算:**

正弦定理より、ABsinC=CAsinB\frac{AB}{\sin C} = \frac{CA}{\sin B} が成り立ちます。
CA=ABsinBsinC=4sin60sin45=43222=432=26CA = \frac{AB \cdot \sin B}{\sin C} = \frac{4 \cdot \sin 60^\circ}{\sin 45^\circ} = \frac{4 \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{4 \sqrt{3}}{\sqrt{2}} = 2 \sqrt{6}

3. **正弦定理による外接円の半径Rの計算:**

正弦定理より、ABsinC=2R\frac{AB}{\sin C} = 2R が成り立ちます。
R=AB2sinC=42sin45=4222=42=22R = \frac{AB}{2 \sin C} = \frac{4}{2 \sin 45^\circ} = \frac{4}{2 \cdot \frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{4}{\sqrt{2}} = 2\sqrt{2}
### 問題6

1. **余弦定理によるcosAの計算:**

余弦定理より、BC2=AB2+CA22ABCAcosABC^2 = AB^2 + CA^2 - 2 \cdot AB \cdot CA \cdot \cos A が成り立ちます。
cosA=AB2+CA2BC22ABCA=32+22(7)2232=9+4712=612=12\cos A = \frac{AB^2 + CA^2 - BC^2}{2 \cdot AB \cdot CA} = \frac{3^2 + 2^2 - (\sqrt{7})^2}{2 \cdot 3 \cdot 2} = \frac{9 + 4 - 7}{12} = \frac{6}{12} = \frac{1}{2}

2. **角Aの計算:**

cosA=12\cos A = \frac{1}{2} となる AA は、A=60A = 60^\circ
### 問題7

1. **面積の公式:**

三角形の面積の公式 S=12ABBCsinBS = \frac{1}{2} AB \cdot BC \cdot \sin B を用います。

2. **面積の計算:**

S=12833sin135=1283322=663=126S = \frac{1}{2} \cdot 8 \cdot 3\sqrt{3} \cdot \sin 135^\circ = \frac{1}{2} \cdot 8 \cdot 3\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{2}}{2} = 6 \sqrt{6} \cdot \sqrt{3} = 12\sqrt{6}
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3. 最終的な答え

* 問題5: CA=26,R=22CA = 2\sqrt{6}, R = 2\sqrt{2}
* 問題6: A=60A = 60^\circ
* 問題7: S=126S = 12\sqrt{6}

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