命題「$x+y = 4 \implies x \le 2$ または $y \le 2$」の裏の命題と、その真偽を①~④から選ぶ問題です。

代数学論理命題真偽
2025/6/15

1. 問題の内容

命題「x+y=4    x2x+y = 4 \implies x \le 2 または y2y \le 2」の裏の命題と、その真偽を①~④から選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

与えられた命題「x+y=4    x2x+y = 4 \implies x \le 2 または y2y \le 2」の裏を求める。
命題「P    QP \implies Q」の裏は「¬Q    ¬P\lnot Q \implies \lnot P」である。
ここで、PPは「x+y=4x+y=4」であり、QQは「x2x \le 2 または y2y \le 2」である。
¬Q\lnot Qは「x>2x > 2 かつ y>2y > 2」となる。
¬P\lnot Pは「x+y4x+y \ne 4」となる。
したがって、裏の命題は「x>2x > 2 かつ y>2    x+y4y > 2 \implies x+y \ne 4」となる。
この命題の真偽を考える。
x>2x > 2 かつ y>2y > 2 ならば、x+y>4x+y > 4 である。したがって、x+y4x+y \ne 4 は常に成り立つ。
よって、「x>2x > 2 かつ y>2    x+y4y > 2 \implies x+y \ne 4」は真である。
選択肢を見ると、①が「x+y4    x>2x+y \ne 4 \implies x > 2 かつ y>2y > 2」とあり、これは命題の逆である。真偽は不明である。
③が「x+y4    x>2x+y \ne 4 \implies x > 2 かつ y>2y > 2」とあり、これは命題の逆である。偽と書いてある。
②が「x2x \le 2 または y2    x+y=4y \le 2 \implies x+y = 4」とあり、これは命題の対偶の逆であり、真と書いてある。
④が「x2x \le 2 または y2    x+y=4y \le 2 \implies x+y = 4」とあり、これは命題の対偶の逆であり、偽と書いてある。
選択肢の中で裏の命題は「x>2x > 2 かつ y>2    x+y4y > 2 \implies x+y \ne 4」である。
しかし選択肢にこの形の命題はない。
与えられた命題の裏は ¬Q    ¬P\lnot Q \implies \lnot P であるから、「x>2x > 2 かつ y>2    x+y4y > 2 \implies x+y \ne 4
選択肢①「x+y4    x>2x+y \ne 4 \implies x>2 かつ y>2y>2」これは真と書いてある。
選択肢③「x+y4    x>2x+y \ne 4 \implies x>2 かつ y>2y>2」これは偽と書いてある。
x+y4x+y \ne 4 のとき、x>2x>2 かつ y>2y>2とは限らないので、偽である。
したがって③が正しい。

3. 最終的な答え

「代数学」の関連問題

与えられた不等式 $4 + \frac{1}{5}(n-4) > \frac{1}{2}n$ を満たす最大の自然数 $n$ を求めます。

不等式一次不等式整数解
2025/6/15

不等式 $4 + \frac{1}{5}(n-4) > \frac{1}{2}n$ を満たす最大の自然数 $n$ を求める問題です。

不等式一次不等式自然数
2025/6/15

与えられた不等式 $600 + 25(n - 20) \le 32n$ を満たす最小の自然数 $n$ を求める問題です。

不等式一次不等式代数
2025/6/15

与えられた5つの2次方程式について、指定された条件(実数解を持つ、重解を持つ、異なる二つの実数解を持つ)を満たすような $m$ の値または範囲を求める。

二次方程式判別式実数解重解
2025/6/15

与えられた連立不等式を解く問題です。 連立不等式は次の通りです。 $\begin{cases} 3x+1 \geq 7x-5 \\ -x+6 < 3(1-2x) \end{cases}$

不等式連立不等式一次不等式
2025/6/15

関数 $y = -x^2 + 2x + c$ ($0 \leq x \leq 3$) の最小値が -5 であるとき、$c$ の値を求める問題です。

二次関数最大・最小平方完成グラフ
2025/6/15

2つの不等式 $x \geq 3$ と $x > 0$ の共通範囲を求める問題です。

不等式共通範囲数直線
2025/6/15

関数 $y = 2x^2 + 4x + c$ が、$-2 \leq x \leq 1$ の範囲で最大値7を取るように、定数 $c$ の値を求める問題です。

二次関数最大値平方完成定義域
2025/6/15

問題は、2次方程式を解く問題(16)と、2次不等式を解く問題(17)です。それぞれ(1)から(6)までの問題があります。

二次方程式二次不等式解の公式因数分解
2025/6/15

(3) $y$ は $x$ に反比例し、$x = -2$ のとき $y = 2$ である。 ① $y$ を $x$ の式で表しなさい。 ② ①で表した式について、この関数のグラフをかき...

反比例グラフ度数分布中央値球の表面積幾何学
2025/6/15