1. 問題の内容
次の2次関数について、最大値と最小値を求めます。
(1)
(2)
2. 解き方の手順
(1) について
この関数は下に凸な放物線です。
の係数が正なので、最小値はありますが、最大値はありません。
は常に0以上なので、 のとき最小値をとります。
を代入すると、 となります。
(2) について
この関数は上に凸な放物線です。
は常に0以上なので、 は常に0以下です。
したがって、 は のとき最大値をとります。
を代入すると、 となります。
がどのような値をとっても、 の値は5以下にしかなりません。
したがって、最大値は5です。
上に凸な放物線なので最小値はありません。
3. 最終的な答え
(1) 最小値: (最大値なし)
(2) 最大値: (最小値なし)