(1) 中心が $(-5, 5)$ である円 $C$ と、円 $x^2 + y^2 = 18$ が外接するとき、円 $C$ の方程式を求めよ。 (2) 中心が $(-2, -3)$ である円 $C$ と、円 $x^2 + y^2 - 4x - 10y - 16 = 0$ が内接するとき、円 $C$ の方程式を求めよ。

幾何学外接内接円の方程式距離
2025/6/15

1. 問題の内容

(1) 中心が (5,5)(-5, 5) である円 CC と、円 x2+y2=18x^2 + y^2 = 18 が外接するとき、円 CC の方程式を求めよ。
(2) 中心が (2,3)(-2, -3) である円 CC と、円 x2+y24x10y16=0x^2 + y^2 - 4x - 10y - 16 = 0 が内接するとき、円 CC の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

(1)
x2+y2=18x^2 + y^2 = 18 の中心は原点 (0,0)(0, 0) であり、半径は 18=32\sqrt{18} = 3\sqrt{2} である。
CC の中心は (5,5)(-5, 5) であり、半径を rr とする。
2 つの円が外接するとき、中心間の距離は半径の和に等しいので、
(50)2+(50)2=r+32\sqrt{(-5 - 0)^2 + (5 - 0)^2} = r + 3\sqrt{2}
25+25=r+32\sqrt{25 + 25} = r + 3\sqrt{2}
50=r+32\sqrt{50} = r + 3\sqrt{2}
52=r+325\sqrt{2} = r + 3\sqrt{2}
r=5232=22r = 5\sqrt{2} - 3\sqrt{2} = 2\sqrt{2}
したがって、円 CC の方程式は
(x+5)2+(y5)2=(22)2(x + 5)^2 + (y - 5)^2 = (2\sqrt{2})^2
(x+5)2+(y5)2=8(x + 5)^2 + (y - 5)^2 = 8
(2)
x2+y24x10y16=0x^2 + y^2 - 4x - 10y - 16 = 0 を変形する。
(x24x)+(y210y)=16(x^2 - 4x) + (y^2 - 10y) = 16
(x24x+4)+(y210y+25)=16+4+25(x^2 - 4x + 4) + (y^2 - 10y + 25) = 16 + 4 + 25
(x2)2+(y5)2=45(x - 2)^2 + (y - 5)^2 = 45
したがって、与えられた円の中心は (2,5)(2, 5) であり、半径は 45=35\sqrt{45} = 3\sqrt{5} である。
CC の中心は (2,3)(-2, -3) であり、半径を rr とする。
2 つの円が内接するとき、中心間の距離は半径の差の絶対値に等しいので、
(22)2+(35)2=r35\sqrt{(-2 - 2)^2 + (-3 - 5)^2} = |r - 3\sqrt{5}|
(4)2+(8)2=r35\sqrt{(-4)^2 + (-8)^2} = |r - 3\sqrt{5}|
16+64=r35\sqrt{16 + 64} = |r - 3\sqrt{5}|
80=r35\sqrt{80} = |r - 3\sqrt{5}|
45=r354\sqrt{5} = |r - 3\sqrt{5}|
r35=45r - 3\sqrt{5} = 4\sqrt{5} または r35=45r - 3\sqrt{5} = -4\sqrt{5}
r=75r = 7\sqrt{5} または r=5r = -\sqrt{5}
半径 rr は正なので、r=75r = 7\sqrt{5}
したがって、円 CC の方程式は
(x+2)2+(y+3)2=(75)2(x + 2)^2 + (y + 3)^2 = (7\sqrt{5})^2
(x+2)2+(y+3)2=245(x + 2)^2 + (y + 3)^2 = 245

3. 最終的な答え

(1) (x+5)2+(y5)2=8(x + 5)^2 + (y - 5)^2 = 8
(2) (x+2)2+(y+3)2=245(x + 2)^2 + (y + 3)^2 = 245

「幾何学」の関連問題

$\frac{\pi}{2} < \theta < \pi$ のとき、$\cos \theta - \sin \theta$ の符号を判定する問題です。

三角関数三角比象限符号
2025/6/24

14個の合同な直角二等辺三角形を並べた図において、平行四辺形(正方形と長方形を含む)が全部で37個あることを示す方法を考える。

図形平行四辺形数え上げ組み合わせ
2025/6/24

直径が $10\sqrt{2}$ cm の丸太から、切り口が正方形の角材を切り出すとき、切り口を最も大きな正方形にすると、角材の1辺の長さは何cmになるかを求める問題です。

正方形三平方の定理図形対角線
2025/6/24

四角錐の体積$V$、底面積$S$、高さ$h$の関係式 $V = \frac{1}{3}Sh$ が与えられています。この式を$h$について解きなさい。

体積四角錐公式式変形
2025/6/24

円柱Pと円柱Qがあり、円柱Pの底面の半径は$r$ cm、高さは$h$ cmです。円柱Qの底面の半径は円柱Pの底面の半径の2倍で、高さは円柱Pの高さの$\frac{1}{2}$倍です。円柱Qの体積は円柱...

体積円柱計算
2025/6/24

パッチワークの模様に関する問題です。 (1) ひし形の1辺の長さを1としたとき、模様全体の正方形の1辺の長さを求める。 (2) 模様全体の正方形の1辺が27cmになるように鍋敷きを作るとき、ひし形の布...

三平方の定理正方形ひし形相似
2025/6/24

三角形ABCにおいて、点Iは内心です。$\angle BAC = 35^\circ \times 2 = 70^\circ$、$ \angle BCA = 40^\circ \times 2 = 80...

三角形内角角度内心
2025/6/24

図において、点Oは三角形ABCの外心である。それぞれの図で、角xの大きさを求める。

外心三角形角度
2025/6/24

点Gが三角形ABCの重心であるとき、図1と図2について、xとyの値を求める。

三角形重心相似線分比
2025/6/24

問題は2つあります。どちらも三角形の中に線分PQがあり、PQとBCが平行であるという条件のもとで、$x$の値を求める問題です。

相似三角形比例辺の比
2025/6/24