絶対値を含む不等式を解くには、場合分けを行う方法と、両辺を2乗する方法があります。ここでは、両辺を2乗する方法で解きます。
両辺を2乗すると、
(2x−3)2≤(3x+2)2 4x2−12x+9≤9x2+12x+4 0≤5x2+24x−5 5x2+24x−5≥0 この2次不等式を解くために、まず2次方程式 5x2+24x−5=0 の解を求めます。 因数分解すると、
(5x−1)(x+5)=0 よって、x=51,−5 が解となります。 したがって、5x2+24x−5≥0 の解は、x≤−5 または x≥51 となります。