(1) 増減表の作成
まず、導関数 f′(x) を求めます。 f′(x)=−3x2−x+10 次に、f′(x)=0 となる x を求めます。 −3x2−x+10=0 3x2+x−10=0 (3x−5)(x+2)=0 したがって、x=35,−2 が f′(x)=0 となる点です。 これらの x の値を境にして f′(x) の符号を調べます。 x<−2 のとき、f′(−3)=−3(−3)2−(−3)+10=−27+3+10=−14<0 −2<x<35 のとき、f′(0)=−3(0)2−0+10=10>0 x>35 のとき、f′(2)=−3(2)2−2+10=−12−2+10=−4<0 増減表は以下のようになります。
| x | ... | -2 | ... | 5/3 | ... |
| :-- | :--- | :-- | :--- | :-- | :-- |
| f'(x) | - | 0 | + | 0 | - |
| f(x) | 減少 | 極小 | 増加 | 極大 | 減少 |
(2) 極値を求める
x=−2 のとき、f(−2)=−(−2)3−21(−2)2+10(−2)−3=8−2−20−3=−17 x=35 のとき、f(35)=−(35)3−21(35)2+10(35)−3=−27125−1825+350−3=54−250−75+900−162=54413 したがって、極小値は f(−2)=−17, 極大値は f(35)=54413 (3) グラフを描く
増減表と極値に基づいてグラフを描きます。
x が十分大きいとき、f(x) は −∞ に近づき、x が十分小さいとき、f(x) は +∞ に近づきます。 また、y切片はf(0)=−3です。