関数 $y = \sqrt[6]{x}$ を微分せよ。ただし、$f(x) = x^6 (x \geq 0)$ の逆関数が $f^{-1}(x) = \sqrt[6]{x}$ であることを用いてもよい。

解析学微分べき関数逆関数
2025/6/16

1. 問題の内容

関数 y=x6y = \sqrt[6]{x} を微分せよ。ただし、f(x)=x6(x0)f(x) = x^6 (x \geq 0) の逆関数が f1(x)=x6f^{-1}(x) = \sqrt[6]{x} であることを用いてもよい。

2. 解き方の手順

y=x6y = \sqrt[6]{x}y=x16y = x^{\frac{1}{6}} と書き換えられます。
次に、べき関数の微分公式 ddxxn=nxn1\frac{d}{dx} x^n = n x^{n-1} を用います。
この公式を y=x16y = x^{\frac{1}{6}} に適用すると、
dydx=16x161=16x56\frac{dy}{dx} = \frac{1}{6}x^{\frac{1}{6} - 1} = \frac{1}{6}x^{-\frac{5}{6}}
となります。
これを整理すると、
dydx=161x56=16x56\frac{dy}{dx} = \frac{1}{6} \cdot \frac{1}{x^{\frac{5}{6}}} = \frac{1}{6\sqrt[6]{x^5}}

3. 最終的な答え

dydx=16x56\frac{dy}{dx} = \frac{1}{6\sqrt[6]{x^5}}

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