与えられた連立一次方程式をクラメルの公式を用いて解く問題です。 連立一次方程式は以下の通りです。 $ \begin{cases} 4x_1 + 3x_2 = -3 \\ 9x_1 + 5x_2 = -7 \end{cases} $ 係数行列を $A$、定数ベクトルを $b$ とします。$A_i$ は $A$ の第 $i$ 列を $b$ で置き換えた行列です。 $|A_1|$、 $|A_2|$、 $x_1$、 $x_2$ を求める必要があります。

代数学連立一次方程式クラメルの公式行列式
2025/6/17

1. 問題の内容

与えられた連立一次方程式をクラメルの公式を用いて解く問題です。
連立一次方程式は以下の通りです。
\begin{cases}
4x_1 + 3x_2 = -3 \\
9x_1 + 5x_2 = -7
\end{cases}
係数行列を AA、定数ベクトルを bb とします。AiA_iAA の第 ii 列を bb で置き換えた行列です。 A1|A_1|A2|A_2|x1x_1x2x_2 を求める必要があります。

2. 解き方の手順

まず、係数行列 AA の行列式 A|A| を計算します。
|A| = \begin{vmatrix} 4 & 3 \\ 9 & 5 \end{vmatrix} = (4 \times 5) - (3 \times 9) = 20 - 27 = -7
次に、A1A_1 の行列式 A1|A_1| を計算します。A1A_1AA の第1列を bb で置き換えた行列です。
|A_1| = \begin{vmatrix} -3 & 3 \\ -7 & 5 \end{vmatrix} = (-3 \times 5) - (3 \times -7) = -15 + 21 = 6
同様に、A2A_2 の行列式 A2|A_2| を計算します。A2A_2AA の第2列を bb で置き換えた行列です。
|A_2| = \begin{vmatrix} 4 & -3 \\ 9 & -7 \end{vmatrix} = (4 \times -7) - (-3 \times 9) = -28 + 27 = -1
クラメルの公式を用いて、x1x_1x2x_2 を求めます。
x_1 = \frac{|A_1|}{|A|} = \frac{6}{-7} = -\frac{6}{7}
x_2 = \frac{|A_2|}{|A|} = \frac{-1}{-7} = \frac{1}{7}

3. 最終的な答え

A1=6|A_1| = 6
A2=1|A_2| = -1
x1=67x_1 = -\frac{6}{7}
x2=17x_2 = \frac{1}{7}

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