第6項が-4、第12項が26である等差数列 $\{a_n\}$ の初項と公差を求める問題です。

代数学等差数列数列連立方程式
2025/6/17

1. 問題の内容

第6項が-4、第12項が26である等差数列 {an}\{a_n\} の初項と公差を求める問題です。

2. 解き方の手順

等差数列の一般項は an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d で表されます。ここで a1a_1 は初項、dd は公差です。
問題文より、
第6項が-4なので、a6=a1+(61)d=a1+5d=4a_6 = a_1 + (6-1)d = a_1 + 5d = -4
第12項が26なので、a12=a1+(121)d=a1+11d=26a_{12} = a_1 + (12-1)d = a_1 + 11d = 26
この連立方程式を解きます。
a1+5d=4a_1 + 5d = -4
a1+11d=26a_1 + 11d = 26
2番目の式から1番目の式を引くと、
(a1+11d)(a1+5d)=26(4)(a_1 + 11d) - (a_1 + 5d) = 26 - (-4)
6d=306d = 30
d=5d = 5
d=5d=5a1+5d=4a_1 + 5d = -4 に代入すると、
a1+5(5)=4a_1 + 5(5) = -4
a1+25=4a_1 + 25 = -4
a1=29a_1 = -29
したがって、初項は-29、公差は5です。

3. 最終的な答え

初項: -29
公差: 5

「代数学」の関連問題

与えられた等差数列$\{a_n\}$の初項が-18、公差が9であるとき、第2項と第4項を求める問題です。

等差数列数列一般項
2025/6/17

数列 $5, 8, 11, \dots$ が等差数列であるとき、空欄に入る数と公差を求める問題です。

等差数列数列公差
2025/6/17

初項が5、公差が8である等差数列 $\{a_n\}$ の第2項と第4項を求めよ。

等差数列数列一般項
2025/6/17

初項が20、公差が-3の等差数列 $\{a_n\}$ の第2項と第4項を求める問題です。

等差数列数列一般項
2025/6/17

与えられた数列 $9, -2, -13, \dots$ が等差数列であるとき、公差と空欄に入る数を求める。

等差数列数列公差
2025/6/17

初項が3、公差が4の等差数列 $\{a_n\}$ の第2項と第4項を求める問題です。

数列等差数列一般項
2025/6/17

与えられた数列 $-19, -12, -5, \ldots$ が等差数列であるとき、空欄に入る数字と公差を求めます。

等差数列数列公差
2025/6/17

等差数列 $\{a_n\}$ の初項が-8、公差が-4であるとき、第2項と第4項を求めなさい。

数列等差数列初項公差
2025/6/17

第9項が-163、第24項が-103である等差数列 $\{a_n\}$ があるとき、この数列の値が初めて正の数となるのは第何項かを求める問題です。

等差数列一般項連立方程式不等式
2025/6/17

第6項が143、第15項が44である等差数列$\{a_n\}$があるとき、この数列の値が初めて-100より小さくなるのは第何項か求める問題です。

等差数列数列一般項不等式
2025/6/17