AからGまでの7つの異なるアルファベットが書かれたカードが1枚ずつある。この7枚のカードから4枚を選んで並べる場合の数を求める。

離散数学順列組み合わせ場合の数
2025/6/17

1. 問題の内容

AからGまでの7つの異なるアルファベットが書かれたカードが1枚ずつある。この7枚のカードから4枚を選んで並べる場合の数を求める。

2. 解き方の手順

この問題は順列の問題である。7つの異なるものから4つを選んで並べる順列の数は、記号で P(7,4)P(7, 4) と表される。順列の公式は、
P(n,r)=n!(nr)!P(n, r) = \frac{n!}{(n-r)!}
ここで、nnは要素の総数、rrは選択する要素の数である。この問題では、n=7n = 7r=4r = 4 である。
P(7,4)=7!(74)!=7!3!=7×6×5×4×3×2×13×2×1=7×6×5×4P(7, 4) = \frac{7!}{(7-4)!} = \frac{7!}{3!} = \frac{7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{3 \times 2 \times 1} = 7 \times 6 \times 5 \times 4
7×6=427 \times 6 = 42
42×5=21042 \times 5 = 210
210×4=840210 \times 4 = 840
したがって、7つのアルファベットから4つを選んで並べる場合の数は840通りである。

3. 最終的な答え

840通り

「離散数学」の関連問題

$nCr = n-1Cr-1 + n-1Cr$ が成り立つことを、組合せの考えを用いて説明する。

組み合わせ二項係数パスカルの法則
2025/6/17

全体集合 $U = \{1, 2, 3, 4, 5, 6\}$、部分集合 $A = \{1, 2, 3\}$、 $B = \{3, 6\}$ が与えられたとき、以下の集合を求める。 (1) $B^c$...

集合補集合共通部分和集合
2025/6/17

全体集合 $U$ の要素数を $n(U) = 100$、集合 $A$ の要素数を $n(A) = 55$、集合 $B$ の要素数を $n(B) = 45$、集合 $A \cap B$ の要素数を $n...

集合集合演算要素数補集合和集合共通部分
2025/6/17

5つの領域に色を塗る。各領域は好きな色で塗って良いが、隣り合う領域は同じ色で塗ってはいけない。色の塗り方の総数が40通りに最も近くなるような塗り分け方を考え、その塗り分け方の総数を求める。

組み合わせグラフ彩色場合の数数え上げ
2025/6/17

全体集合 $U$ の要素の個数を100とし、部分集合 $A$ と $B$ の要素の個数をそれぞれ83と71とする。 (1) $A$ と $B$ の両方に属する要素の個数の最小値を求める。 (2) $A...

集合要素数集合演算
2025/6/17

$n$個の整数 $1, 2, 3, ..., n$ のうちから3個の整数を選ぶとき、どの2つの数の差の絶対値も3以上となるような選び方は何通りあるか。ただし、$n$は7以上とする。

組み合わせ整数場合の数
2025/6/17

順列の計算問題です。 $_7P_3$ の値を求めます。

順列組み合わせ場合の数数え上げ
2025/6/17

順列 $ _5P_4 $ の値を求めよ。

順列組み合わせ
2025/6/17

1から9までの数字が書かれた9枚のカードがあり、これらを並べて4桁の整数を作ります。作れる整数の総数を求めます。

順列組み合わせ場合の数
2025/6/17

問題は組み合わせの問題で、${}_5C_3 = {}_nC_k$ の $n$ の値を求める問題です。

組み合わせ二項係数組み合わせの計算
2025/6/17