2桁の正の整数がある。その整数は、一の位の数の10倍よりも13大きい。また、十の位の数と一の位の数を入れ替えてできる2桁の数は、元の整数よりも9小さくなる。元の整数を求めよ。

代数学連立方程式整数文章問題
2025/6/17

1. 問題の内容

2桁の正の整数がある。その整数は、一の位の数の10倍よりも13大きい。また、十の位の数と一の位の数を入れ替えてできる2桁の数は、元の整数よりも9小さくなる。元の整数を求めよ。

2. 解き方の手順

元の整数の十の位の数を xx、一の位の数を yy とおく。
すると、元の整数は 10x+y10x + y と表せる。
問題文より、
10x+y=10y+1310x + y = 10y + 13
10y+x=10x+y910y + x = 10x + y - 9
という2つの式が得られる。
最初の式を整理する。
10x+y=10y+1310x + y = 10y + 13
10x9y=1310x - 9y = 13 (1)
次の式を整理する。
10y+x=10x+y910y + x = 10x + y - 9
9y9x=99y - 9x = -9
yx=1y - x = -1
y=x1y = x - 1 (2)
(2)を(1)に代入する。
10x9(x1)=1310x - 9(x - 1) = 13
10x9x+9=1310x - 9x + 9 = 13
x=4x = 4
(2)に x=4x=4 を代入する。
y=41=3y = 4 - 1 = 3
したがって、元の整数は 10x+y=10(4)+3=4310x + y = 10(4) + 3 = 43 である。

3. 最終的な答え

43

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