カレンダーにおいて、2行2列の正方形で囲んだ4つの数の和が、常に4の倍数になることを、文字式を使って説明する。

代数学文字式整数の性質倍数計算
2025/6/17

1. 問題の内容

カレンダーにおいて、2行2列の正方形で囲んだ4つの数の和が、常に4の倍数になることを、文字式を使って説明する。

2. 解き方の手順

まず、カレンダーの2行2列の正方形で囲んだ4つの数を文字を使って表す。
左上の数を nn とすると、右上の数は n+1n+1、左下の数は n+7n+7、右下の数は n+8n+8 と表せる。
これらの和を計算し、4の倍数になることを示す。
4つの数の和は、
n+(n+1)+(n+7)+(n+8)n + (n+1) + (n+7) + (n+8)
=n+n+1+n+7+n+8= n + n + 1 + n + 7 + n + 8
=4n+16= 4n + 16
=4(n+4)= 4(n + 4)
となり、n+4n+4 は整数なので、4(n+4)4(n+4) は4の倍数である。
したがって、カレンダーの2行2列の正方形で囲んだ4つの数の和は、常に4の倍数になる。

3. 最終的な答え

カレンダーの2行2列の正方形で囲んだ4つの数の和は常に4の倍数になる。説明は以下の通り。
左上の数を nn とすると、他の3つの数は n+1n+1, n+7n+7, n+8n+8 と表せる。
これらの和は n+(n+1)+(n+7)+(n+8)=4n+16=4(n+4)n+(n+1)+(n+7)+(n+8) = 4n+16 = 4(n+4) となり、これは4の倍数である。

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