円 $x^2 + y^2 = 1$ と直線 $y = mx + 2$ が共有点を持つとき、定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。

幾何学直線共有点判別式不等式
2025/6/17

1. 問題の内容

x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 と直線 y=mx+2y = mx + 2 が共有点を持つとき、定数 mm の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

円と直線が共有点を持つための条件は、連立方程式を解いたときに実数解を持つことです。
y=mx+2y = mx + 2x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 に代入します。
x2+(mx+2)2=1x^2 + (mx+2)^2 = 1
x2+m2x2+4mx+4=1x^2 + m^2x^2 + 4mx + 4 = 1
(1+m2)x2+4mx+3=0(1+m^2)x^2 + 4mx + 3 = 0
この2次方程式が実数解を持つための条件は、判別式 DDD0D \ge 0 であることです。
D=(4m)24(1+m2)(3)=16m212(1+m2)=16m21212m2=4m212D = (4m)^2 - 4(1+m^2)(3) = 16m^2 - 12(1+m^2) = 16m^2 - 12 - 12m^2 = 4m^2 - 12
4m21204m^2 - 12 \ge 0
m230m^2 - 3 \ge 0
m23m^2 \ge 3
m3m \le -\sqrt{3} または m3m \ge \sqrt{3}

3. 最終的な答え

m3m \le -\sqrt{3} または m3m \ge \sqrt{3}

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