袋の中に白玉5個、赤玉6個、青玉1個が入っています。この袋から同時に2個の玉を取り出すとき、取り出した2個の玉が同じ色である確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/6/17

1. 問題の内容

袋の中に白玉5個、赤玉6個、青玉1個が入っています。この袋から同時に2個の玉を取り出すとき、取り出した2個の玉が同じ色である確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、2個の玉を取り出す全ての場合の数を計算します。次に、2個とも白玉である場合、2個とも赤玉である場合、2個とも青玉である場合の数をそれぞれ計算します。最後に、それぞれの確率を足し合わせることで、2個とも同じ色である確率を求めます。
* **全事象の計算**
全事象は、12個の玉から2個を選ぶ組み合わせなので、
12C2=12×112×1=66_{12}C_2 = \frac{12 \times 11}{2 \times 1} = 66 通り
* **各事象の計算**
2個とも白玉である場合の数は、5個の白玉から2個を選ぶ組み合わせなので、
5C2=5×42×1=10_{5}C_2 = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10 通り
2個とも赤玉である場合の数は、6個の赤玉から2個を選ぶ組み合わせなので、
6C2=6×52×1=15_{6}C_2 = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15 通り
2個とも青玉である場合の数は、青玉が1個しかないため、あり得ません。1C2=0_{1}C_2 = 0 通り
* **確率の計算**
それぞれの事象の確率を計算し、足し合わせます。
P=5C2+6C2+1C212C2=10+15+066=2566P = \frac{_{5}C_2 + _{6}C_2 + _{1}C_2}{_{12}C_2} = \frac{10 + 15 + 0}{66} = \frac{25}{66}

3. 最終的な答え

2566\frac{25}{66}

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