袋Sには赤玉5個と白玉4個、袋Tには赤玉6個と白玉2個が入っています。袋Sから1個、袋Tから1個玉を取り出すとき、以下の確率を求めます。 (1) S, Tともに赤玉が出る確率 (2) Sから赤玉、Tから白玉が出る確率

確率論・統計学確率確率計算事象期待値
2025/6/17

1. 問題の内容

袋Sには赤玉5個と白玉4個、袋Tには赤玉6個と白玉2個が入っています。袋Sから1個、袋Tから1個玉を取り出すとき、以下の確率を求めます。
(1) S, Tともに赤玉が出る確率
(2) Sから赤玉、Tから白玉が出る確率

2. 解き方の手順

(1) S, Tともに赤玉が出る確率
* 袋Sから赤玉を取り出す確率は、55+4=59\frac{5}{5+4} = \frac{5}{9} です。
* 袋Tから赤玉を取り出す確率は、66+2=68=34\frac{6}{6+2} = \frac{6}{8} = \frac{3}{4} です。
* S, Tともに赤玉を取り出す確率は、それぞれの確率の積で求められます。
59×34=1536=512\frac{5}{9} \times \frac{3}{4} = \frac{15}{36} = \frac{5}{12}
(2) Sから赤玉、Tから白玉が出る確率
* 袋Sから赤玉を取り出す確率は、55+4=59\frac{5}{5+4} = \frac{5}{9} です。
* 袋Tから白玉を取り出す確率は、26+2=28=14\frac{2}{6+2} = \frac{2}{8} = \frac{1}{4} です。
* Sから赤玉、Tから白玉を取り出す確率は、それぞれの確率の積で求められます。
59×14=536\frac{5}{9} \times \frac{1}{4} = \frac{5}{36}

3. 最終的な答え

(1) S, Tともに赤玉が出る確率: 512\frac{5}{12}
(2) Sから赤玉、Tから白玉が出る確率: 536\frac{5}{36}

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