1. 問題の内容
2枚の硬貨A, Bを同時に投げるとき、少なくとも1枚は裏が出る確率を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、2枚の硬貨を投げたときに出るすべてのパターンを考えます。
それぞれの硬貨について、表が出る場合を〇、裏が出る場合を●とします。
すると、起こりうるすべてのパターンは以下の4つです。
(A, B) = (〇, 〇), (〇, ●), (●, 〇), (●, ●)
それぞれのパターンが起こる確率は等しく、1/4です。
「少なくとも1枚は裏が出る」という事象は、上記の4つのパターンのうち、(〇, ●), (●, 〇), (●, ●) の3つのパターンに該当します。
したがって、求める確率は、これらの3つのパターンの確率の和となります。
または、余事象を考える方法もあります。「少なくとも1枚は裏が出る」という事象の余事象は、「どちらの硬貨も表が出る」という事象です。
「どちらの硬貨も表が出る」確率は1/4なので、「少なくとも1枚は裏が出る」確率は、1 - (1/4)で計算できます。
3. 最終的な答え
3/4