兄と弟の昨年のお年玉の合計金額は35000円でした。今年のお年玉は昨年と比べて、兄は10%増え、弟は20%増え、合わせて5000円増えました。兄と弟の今年のそれぞれのお年玉の金額を求めます。

代数学連立方程式文章問題割合方程式
2025/6/17

1. 問題の内容

兄と弟の昨年のお年玉の合計金額は35000円でした。今年のお年玉は昨年と比べて、兄は10%増え、弟は20%増え、合わせて5000円増えました。兄と弟の今年のそれぞれのお年玉の金額を求めます。

2. 解き方の手順

まず、昨年の兄のお年玉を xx 円、弟のお年玉を yy 円とします。
昨年の合計金額は35000円なので、
x+y=35000x + y = 35000
次に、今年の増加分について考えます。兄は10%増えたので、増加分は 0.1x0.1x 円です。弟は20%増えたので、増加分は 0.2y0.2y 円です。合計の増加分は5000円なので、
0.1x+0.2y=50000.1x + 0.2y = 5000
上記の2つの式から連立方程式を解きます。
まず、2番目の式を10倍して、小数をなくします。
x+2y=50000x + 2y = 50000
1番目の式とこの式を使って、xx を消去します。
(x+2y)(x+y)=5000035000(x + 2y) - (x + y) = 50000 - 35000
y=15000y = 15000
弟の昨年のお年玉は15000円と分かったので、1番目の式に代入して兄の昨年のお年玉を求めます。
x+15000=35000x + 15000 = 35000
x=20000x = 20000
兄の昨年のお年玉は20000円です。
今年の金額を計算します。
兄の今年のお年玉は 20000×1.1=2200020000 \times 1.1 = 22000
弟の今年のお年玉は 15000×1.2=1800015000 \times 1.2 = 18000

3. 最終的な答え

兄の今年のお年玉は22000円、弟の今年のお年玉は18000円です。

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