次の関数を求めよ。 (1) 関数 $y = (x-1)^2 + 1$ のグラフを $x$ 軸に関して対称移動したグラフをもつ関数 (2) 関数 $y = \frac{1}{x-1} + 1$ のグラフを $y$ 軸に関して対称移動したグラフをもつ関数 (3) 関数 $y = \sqrt{2x+1}$ のグラフを原点に関して対称移動したグラフをもつ関数

代数学関数のグラフ対称移動二次関数分数関数平方根
2025/6/18

1. 問題の内容

次の関数を求めよ。
(1) 関数 y=(x1)2+1y = (x-1)^2 + 1 のグラフを xx 軸に関して対称移動したグラフをもつ関数
(2) 関数 y=1x1+1y = \frac{1}{x-1} + 1 のグラフを yy 軸に関して対称移動したグラフをもつ関数
(3) 関数 y=2x+1y = \sqrt{2x+1} のグラフを原点に関して対称移動したグラフをもつ関数

2. 解き方の手順

(1) xx軸に関して対称移動する場合、yyy-y に置き換えます。
元の関数は y=(x1)2+1y = (x-1)^2 + 1 なので、 y=(x1)2+1-y = (x-1)^2 + 1 となります。
したがって、y=(x1)21y = -(x-1)^2 - 1 となります。
(2) yy軸に関して対称移動する場合、xxx-x に置き換えます。
元の関数は y=1x1+1y = \frac{1}{x-1} + 1 なので、y=1x1+1y = \frac{1}{-x-1} + 1 となります。
したがって、y=1(x+1)+1=1x+1+1y = \frac{1}{-(x+1)} + 1 = -\frac{1}{x+1} + 1 となります。
(3) 原点に関して対称移動する場合、xxx-x に、yyy-y に置き換えます。
元の関数は y=2x+1y = \sqrt{2x+1} なので、 y=2(x)+1-y = \sqrt{2(-x)+1} となります。
したがって、y=2x+1y = -\sqrt{-2x+1} となります。

3. 最終的な答え

(1) y=(x1)21y = -(x-1)^2 - 1
(2) y=1x+1+1y = -\frac{1}{x+1} + 1
(3) y=2x+1y = -\sqrt{-2x+1}

「代数学」の関連問題

2次方程式 $x^2 - 2(m+1)x + m + 7 = 0$ が重解を持つとき、定数 $m$ の値と、その時の重解を求めよ。

二次方程式判別式重解解の公式
2025/6/18

与えられた多項式 $P(x) = 3x^2 + 2x - 4$ に対して、$P(1)$, $P(3)$, $P(-2)$ の値をそれぞれ求める問題です。

多項式式の値代入
2025/6/18

$\sum_{k=2}^{n} k(k-1)$ を計算する問題です。

数列シグマ和の計算公式
2025/6/18

$\sum_{k=2}^{n} k(k-1)$ を計算する問題です。

数列シグマ計算公式
2025/6/18

与えられた2次関数のグラフの軸と頂点を求める問題です。 (1) $y = x^2 + 2x - 1$ (2) $y = -2x^2 - 8x - 6$ (3) $y = \frac{1}{3}x^2 ...

二次関数平方完成グラフ頂点
2025/6/18

$p$を実数の定数とする。二次方程式 $x^2 + x + p = 0$ について、 (1) $p=2$のときの解を求める。 (2) 虚数解を持つような$p$の範囲を求める。 (3) 虚数解$\alp...

二次方程式判別式解と係数の関係虚数解
2025/6/18

自然数 $n$ に対して、次の式を $n$ の式で表せ。 $\qquad {}_nC_0 + n {}_nC_1 + n^2 {}_nC_2 + \cdots + n^{n-1} {}_nC_{n-1...

二項定理組み合わせ数列数式
2025/6/18

例12において、$\angle \alpha \beta \gamma$の値を求めよ。ただし、$-\pi < \angle \alpha \beta \gamma \le \pi$とする。例12では、...

複素数複素数平面偏角計算
2025/6/18

与えられた式 $(3x+4)^2 - (2x-1)^2$ を展開し、因数分解された形 $(5x+3)(x+5)$ となることを示す問題です。

展開因数分解二次式
2025/6/18

2次方程式 $x^2 - mx + m^2 - 3m - 9 = 0$ が異なる2つの虚数解を持つような $m$ の範囲を求めます。

二次方程式判別式虚数解不等式
2025/6/18