問題は、分数と小数を含む掛け算、割り算の文章問題です。具体的には、鉄の棒の重さや、ペンキで塗れる面積を計算します。

算数分数小数掛け算割り算文章問題体積面積
2025/6/17

1. 問題の内容

問題は、分数と小数を含む掛け算、割り算の文章問題です。具体的には、鉄の棒の重さや、ペンキで塗れる面積を計算します。

2. 解き方の手順

まず、各問題を詳しく見ていきましょう。
問題1
(1) 1mの重さが1251 \frac{2}{5}kgの鉄の棒があります。この鉄の棒3mの重さは何kgでしょう。
解き方:1251 \frac{2}{5}を仮分数に変換し、3を掛けます。
125=55+25=751 \frac{2}{5} = \frac{5}{5} + \frac{2}{5} = \frac{7}{5}
75×3=7×35=215\frac{7}{5} \times 3 = \frac{7 \times 3}{5} = \frac{21}{5}
215\frac{21}{5}を帯分数に変換すると、4154 \frac{1}{5}です。
(2) この鉄の棒38\frac{3}{8}mの重さは何kgでしょう。
解き方:1251 \frac{2}{5}を仮分数に変換し、38\frac{3}{8}を掛けます。
125=751 \frac{2}{5} = \frac{7}{5}
75×38=7×35×8=2140\frac{7}{5} \times \frac{3}{8} = \frac{7 \times 3}{5 \times 8} = \frac{21}{40}
(3) この鉄の棒2182 \frac{1}{8}mの重さは何kgでしょう。
解き方:1251 \frac{2}{5}2182 \frac{1}{8}をそれぞれ仮分数に変換し、掛けます。
125=751 \frac{2}{5} = \frac{7}{5}
218=168+18=1782 \frac{1}{8} = \frac{16}{8} + \frac{1}{8} = \frac{17}{8}
75×178=7×175×8=11940\frac{7}{5} \times \frac{17}{8} = \frac{7 \times 17}{5 \times 8} = \frac{119}{40}
11940\frac{119}{40}を帯分数に変換すると、239402 \frac{39}{40}です。
問題2
縦が38\frac{3}{8}m、横が1351 \frac{3}{5}m、高さが56\frac{5}{6}mの直方体の体積は何m3m^3でしょう。
解き方:直方体の体積は、縦×横×高さで求められます。1351 \frac{3}{5}を仮分数に変換します。
135=55+35=851 \frac{3}{5} = \frac{5}{5} + \frac{3}{5} = \frac{8}{5}
体積 = 38×85×56=3×8×58×5×6=120240=12\frac{3}{8} \times \frac{8}{5} \times \frac{5}{6} = \frac{3 \times 8 \times 5}{8 \times 5 \times 6} = \frac{120}{240} = \frac{1}{2}
問題3
1dLで58m2\frac{5}{8} m^2の板をぬれるペンキがあります。
(1) このペンキ27\frac{2}{7}dLでは、板を何m2m^2ぬれるでしょう。
解き方:58\frac{5}{8}27\frac{2}{7}を掛けます。
58×27=5×28×7=1056=528\frac{5}{8} \times \frac{2}{7} = \frac{5 \times 2}{8 \times 7} = \frac{10}{56} = \frac{5}{28}
(2) このペンキ2272 \frac{2}{7}dLでは、板を何m2m^2ぬれるでしょう。
解き方:58\frac{5}{8}2272 \frac{2}{7}を掛けます。2272 \frac{2}{7}を仮分数に変換します。
227=147+27=1672 \frac{2}{7} = \frac{14}{7} + \frac{2}{7} = \frac{16}{7}
58×167=5×168×7=8056=107\frac{5}{8} \times \frac{16}{7} = \frac{5 \times 16}{8 \times 7} = \frac{80}{56} = \frac{10}{7}
107\frac{10}{7}を帯分数に変換すると、1371 \frac{3}{7}です。

3. 最終的な答え

問題1
(1) 4154 \frac{1}{5}kg
(2) 2140\frac{21}{40}kg
(3) 239402 \frac{39}{40}kg
問題2
12m3\frac{1}{2} m^3
問題3
(1) 528m2\frac{5}{28} m^2
(2) 137m21 \frac{3}{7} m^2

「算数」の関連問題

(1) 1以上20以下の6の倍数の集合Aを求める。 (2) 1以上40以下の8の倍数の集合Bを求める。

集合倍数数え上げ
2025/6/18

空欄を埋める問題です。 $\Box + \frac{5}{8} = 4$ を満たす $\Box$ に入る数値を、選択肢の中から選びます。

分数方程式計算
2025/6/18

1から9までの数字が書かれた9枚のカードから4枚を選んで2桁の数を2つ作り、それらの和が93になるような組み合わせが何通りあるかを求める問題です。

組み合わせ整数数え上げ
2025/6/18

1から9までの数字が書かれた9枚のカードから4枚を選び、2桁の数を2組作る。これらの2つの数の和が93になる組み合わせは何通りあるか。

場合の数組み合わせ整数
2025/6/18

1から9までの数字が書かれた9枚のカードから4枚を選び、2桁の数を2組作る。2組の2桁の数の和が93になるとき、そのような2桁の数の組み合わせは何通りあるかを求める。

組み合わせ数の性質場合の数
2025/6/18

1から9までの数字が書かれた9枚のカードの中から4枚を選び、2桁の数を2つ作る。このとき、その2つの数の和について問う問題である。(問題文が途中で終わっているため、具体的に何を聞かれているかは不明。)

数の構成最大値最小値組み合わせ
2025/6/18

1から9までの数字が書かれた9枚のカードから4枚を選び、2桁の数を2つ作る。それら2つの数の和が93になるような組み合わせは何通りあるか。

場合の数整数組み合わせ
2025/6/18

1円、3円、5円のような奇数の額面のコインを使って、合計 $n$ 円を支払う方法の総数を $OP_n$ で表します。例えば、$OP_5 = 3$ です。$OP_{11}$ の値を求めます。

場合の数数え上げ硬貨組み合わせ
2025/6/18

1から9までの数字が書かれた9枚のカードから4枚を選び、2桁の数を2組作った。それらの数の和が93になるような2桁の数の組み合わせは何通りあるか。

組み合わせ整数場合の数
2025/6/18

最初の問題は、$1, 3, 5, \dots$ 円の奇数金額のコインがたくさんあるときに、$n$ 円を支払うコインの組み合わせの総数を $OP_n$ で表す場合、$OP_{11}$ を求める問題です。...

組み合わせ場合の数整数
2025/6/18