まず、数列 {an} と {bn} の一般項を求めます。 数列 {an} について、an+1=2an−1 を変形すると、an+1−1=2(an−1) となります。よって、数列 {an−1} は初項 a1−1=3−1=2, 公比 2 の等比数列です。 したがって、an−1=2⋅2n−1=2n より、an=2n+1 となります。 次に、数列 {bn} について、bn+1=bn+3⋅22n−1 より、bn+1−bn=3⋅22n−1 となります。 bn=b1+∑k=1n−1(bk+1−bk)=4+∑k=1n−13⋅22k−1=4+3∑k=1n−121⋅4k=4+23∑k=1n−14k 等比数列の和の公式より、
∑k=1n−14k=4−14(4n−1−1)=34(4n−1−1) したがって、bn=4+23⋅34(4n−1−1)=4+2(4n−1−1)=4+2⋅4n−1−2=2+2⋅4n−1=2+2⋅22(n−1)=2+22n−1 an=2n+1 bn=22n−1+2 ここで、an<bn であることを示します。 2n+1<22n−1+2⟺2n<22n−1+1 n=1 のとき、2<2+1 なので成り立ちます。 n≥2 のとき、22n−1 は 2n よりはるかに大きいので、常に成り立ちます。 {an} の最初の n 項と {bn} の最初の n 項を小さい順に並べたものが {ck}k=12n となります。このとき ckは akまたはbkのいずれかである。問題は、 3n−1 項までの和を求めることなので、ckがakかbkかを考慮する必要があります。 {ck}はa1,a2,…,an,b1,b2,…,bnを小さい順に並べたものであるため、a1<a2<⋯<an かつ b1<b2<⋯<bn であることを利用して、それぞれの数列の和を求めることを考えます。 ∑k=1nak=∑k=1n(2k+1)=∑k=1n2k+∑k=1n1=2−12(2n−1)+n=2n+1−2+n ∑k=1nbk=∑k=1n(22k−1+2)=∑k=1n22k−1+∑k=1n2=∑k=1n214k+2n=21⋅4−14(4n−1)+2n=32(4n−1)+2n=32(22n−1)+2n ∑k=13n−1ck を求めるために、an の n 項, bn の n 項 を単純に足し合わせることはできないため、数列 {ck} を直接求める必要があります。しかし問題文に与えられているのは、{an} と {bn} のみを小さい順に並べてできる数列を {ck} とすることのみであるため、具体的な数列 {ck} を求めることは難しいです。 ここで、n が十分に大きい場合、an と bn が交互に現れることはないと考えられます。a1=3, a2=5, a3=9, a4=17,… b1=4, b2=6, b3=10, b4=18,… c1=3,c2=4,c3=5,c4=6,c5=9,c6=10,c7=17,c8=18 n が大きくなるほど、bn の増加速度が an よりも大きいため、an<bn であることを考慮すると、a1<a2<⋯<an<b1<b2<⋯<bn となることが予想されます。したがって、{ck}={a1,a2,…,an,b1,b2,…,bn} と仮定します。ただし、 3n−1 項までしか足さないことに注意が必要です。 {ck}k=12n={a1,a2,…,an,b1,b2,…,bn} であるとき, {ck}k=13n−1 を求める。 n≤3n−1<2n となるnが存在するので、a1,…,an,b1,…,b2n−1のように考える。 問題より数列 {ck} は {ak}, {bk} のすべての項を小さい順に並べたものであるため、{ck} の具体的な値を特定することができません。しかし、∑k=13n−1ck を求めるために、この数列を {an},{bn} を用いて表すことは難しいです。 問題の意図を考えると、具体的な数列 {ck} を求めるのではなく、{an},{bn} を用いて ∑k=13n−1ck を表すことを期待していると考えられます。 しかし、現時点では、問題の意図を正確に把握することができません。したがって、現時点での回答は困難です。