問題は2つの部分から構成されています。 (1) 四角形ABCDが円に内接し、AB=2, BC=1, CD=3, $\cos \angle BCD = -\frac{1}{6}$のとき、ADの長さを求め、さらに四角形ABCDの面積を求めます。 (2) 四角形ABCDが円に内接し、BC=6, $\angle ABC = 60^\circ$, 面積が $39\sqrt{3}$であるとします。3点A, B, Cを頂点とする三角形の周の長さが36のとき、ACの長さと円の半径を求め、四角形ABCDの周の長さを求めます。
2025/6/18
1. 問題の内容
問題は2つの部分から構成されています。
(1) 四角形ABCDが円に内接し、AB=2, BC=1, CD=3, のとき、ADの長さを求め、さらに四角形ABCDの面積を求めます。
(2) 四角形ABCDが円に内接し、BC=6, , 面積が であるとします。3点A, B, Cを頂点とする三角形の周の長さが36のとき、ACの長さと円の半径を求め、四角形ABCDの周の長さを求めます。
2. 解き方の手順
(1)
まず、余弦定理を用いてBDの長さを求めます。
次に、四角形ABCDは円に内接するので、です。
よって、です。
再び余弦定理を用いてADの長さを求めます。
より、
次に、四角形ABCDの面積を求めます。
四角形ABCDの面積は、三角形BCDの面積と三角形BADの面積の和です。
三角形BCDの面積は、
三角形BADの面積は、
四角形ABCDの面積は、
(2)
三角形ABCにおいて、余弦定理より
また、より、なので、
三角形ABCの面積は、
四角形ABCDの面積は、なので、三角形ACDの面積は、です。
三角形ACDの面積は、
余弦定理より、
とは、の解です。
または
円の半径Rを求めるには、正弦定理を使います。
四角形ABCDの周の長さは、
3. 最終的な答え
(1) AD = 3, 四角形ABCDの面積 =
(2) AC = 14, 円の半径 = , 四角形ABCDの周の長さ = 38