8人の生徒を以下の3つの場合に分けて、分け方がそれぞれ何通りあるかを求める問題です。 (1) 4人ずつA, Bの2組に分ける (2) 4人ずつ2組に分ける (3) 5人, 3人の2組に分ける

算数組み合わせ場合の数順列組み合わせの公式
2025/6/18

1. 問題の内容

8人の生徒を以下の3つの場合に分けて、分け方がそれぞれ何通りあるかを求める問題です。
(1) 4人ずつA, Bの2組に分ける
(2) 4人ずつ2組に分ける
(3) 5人, 3人の2組に分ける

2. 解き方の手順

(1) 4人ずつA, Bの2組に分ける場合
まず、8人からA組の4人を選ぶ組み合わせを計算します。これは組み合わせの公式 nCr=n!r!(nr)!_nC_r = \frac{n!}{r!(n-r)!} を用いて計算できます。ここで、n=8n=8r=4r=4 です。
8C4=8!4!4!=8×7×6×54×3×2×1=70_8C_4 = \frac{8!}{4!4!} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5}{4 \times 3 \times 2 \times 1} = 70
(2) 4人ずつ2組に分ける場合
まず、8人から最初の4人を選ぶ組み合わせは 8C4=70_8C_4 = 70 通りです。しかし、組に区別がないため、選んだ4人と残りの4人の組は同じものとして数えられます。したがって、2で割る必要があります。
8C42!=702=35\frac{_8C_4}{2!} = \frac{70}{2} = 35
(3) 5人, 3人の2組に分ける場合
8人から5人を選ぶ組み合わせを計算します。これは組み合わせの公式 nCr=n!r!(nr)!_nC_r = \frac{n!}{r!(n-r)!} を用いて計算できます。ここで、n=8n=8r=5r=5 です。
8C5=8!5!3!=8×7×63×2×1=56_8C_5 = \frac{8!}{5!3!} = \frac{8 \times 7 \times 6}{3 \times 2 \times 1} = 56
または、8人から3人を選ぶ組み合わせで計算しても同じ結果になります。
8C3=8!3!5!=8×7×63×2×1=56_8C_3 = \frac{8!}{3!5!} = \frac{8 \times 7 \times 6}{3 \times 2 \times 1} = 56

3. 最終的な答え

(1) 70通り
(2) 35通り
(3) 56通り

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