## 問題61の解き方

算数順列組み合わせ同じものを含む順列
2025/6/19
## 問題61の解き方
###

1. 問題の内容

問題61は、与えられた文字を全て並べる場合の数を求める問題です。
(1) aが4個、bが2個、cが2個の計8文字を1列に並べる並べ方は何通りあるか。
(2) SWEETSの6文字を1列に並べる並べ方は何通りあるか。
###

2. 解き方の手順

**(1) aが4個、bが2個、cが2個の場合**
同じものを含む順列の考え方を使います。
8個の文字を並べる順列は 8!8! 通りですが、aが4個、bが2個、cが2個あるので、それぞれの並び替えによる重複を解消する必要があります。
したがって、並べ方の総数は以下のようになります。
8!4!2!2!=8×7×6×5×4×3×2×1(4×3×2×1)(2×1)(2×1)=8×7×6×52×2=8×7×3×5=420\frac{8!}{4!2!2!} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(4 \times 3 \times 2 \times 1)(2 \times 1)(2 \times 1)} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5}{2 \times 2} = 8 \times 7 \times 3 \times 5 = 420
**(2) SWEETSの場合**
SWEETSという6文字の単語には、Eが2つ含まれています。
したがって、この場合も同じものを含む順列の考え方を使います。
6文字を並べる順列は 6!6! 通りですが、Eが2つあるので、その並び替えによる重複を解消する必要があります。
したがって、並べ方の総数は以下のようになります。
6!2!=6×5×4×3×2×12×1=6×5×4×3=360\frac{6!}{2!} = \frac{6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{2 \times 1} = 6 \times 5 \times 4 \times 3 = 360
###

3. 最終的な答え

(1) 420通り
(2) 360通り

「算数」の関連問題

以下の4つの等差数列の和を求める問題です。 (1) 初項10, 末項-2の等差数列の初項から第20項までの和 $S_{20}$ (2) 初項2, 公差-4の等差数列の初項から第12項までの和 $S_{...

等差数列数列の和公式
2025/6/19

$\sqrt{10}$ の整数部分を $a$、小数部分を $b$ とするとき、以下の問いに答えます。 (1) $a$ と $b$ の値を求める。 (2) $2ab + b^2$ の値を求める。

平方根整数の部分小数部分式の計算
2025/6/19

864をできるだけ小さい自然数で割って、その商がある自然数の3乗になるようにします。このとき、 (1) 864をどんな自然数で割ればよいか。 (2) その商はどんな数の3乗になるか。

素因数分解立方数約数
2025/6/19

長さ2.7mの鉄の棒の重さが4.2kgであるとき、この鉄の棒1mの重さを求め、四捨五入して$\frac{1}{10}$の位までの概数で表す。

割合四則演算小数概数割り算
2025/6/19

864をできるだけ小さい自然数で割って、その商がある自然数の3乗になるようにする。 (1) 864をどんな自然数で割ればよいか。 (2) その商はどんな数の3乗になるか。

素因数分解約数累乗整数の性質
2025/6/19

問題6は、素因数分解を利用して、56の約数をすべて求める問題です。素因数分解を利用したことがわかるように解答欄に記述する必要があります。

約数素因数分解整数の性質
2025/6/19

$a$ と $b$ は2つの数であり、$a$ の絶対値は $7.2$ 、$b$ の絶対値は $5.8$ である。$a-b$ の値が最も小さくなるとき、$a$ と $b$ の値をそれぞれ求める。

絶対値数の大小比較減算
2025/6/19

与えられた数式 $(-3) \times (-0.5) \times (-2) \times (\frac{1}{6})$ を計算しなさい。

計算四則演算分数小数
2025/6/19

(4) 7つの数(+2, 0.8, $1/8$, -1, -7, -0.2, 5) について、以下の問いに答えます。 ① 自然数をすべて答える。 ② 絶対値が $\frac{13}{6...

数の比較絶対値不等号整数分数正の数と負の数
2025/6/19

問題は2つあります。 (1) 与えられた数の中から自然数を全て答える問題。与えられた数は $+2, 0.8, +\frac{1}{8}, -7, -0.2, 5$ です。 (2) $\frac{13}...

数の分類絶対値正の数負の数分数整数
2025/6/19