右の図のように、AからFの6つの場所に自然数を1から順に書いていく。 (1) 1000はAからFのどこに入るか。 (2) Bにある数とEにある数から1つずつ選んで加えると、和はAにある数になる。このことを、文字を使って説明する。

算数整数余り規則性
2025/6/19

1. 問題の内容

右の図のように、AからFの6つの場所に自然数を1から順に書いていく。
(1) 1000はAからFのどこに入るか。
(2) Bにある数とEにある数から1つずつ選んで加えると、和はAにある数になる。このことを、文字を使って説明する。

2. 解き方の手順

(1) 自然数はA, B, C, D, E, Fの順に繰り返し書かれている。
つまり、6個ごとに同じ場所に戻ってくる。
1000を6で割った余りを考える。
1000÷6=16641000 ÷ 6 = 166 \cdots 4
余りが4なので、1000はDの位置に入る。
(2) Bにある数は、6で割ると余りが2になる数。
Eにある数は、6で割ると余りが5になる数。
Bにある数を 6m+26m + 2 (mは0以上の整数)とする。
Eにある数を 6n+56n + 5 (nは0以上の整数)とする。
これらの和は、
6m+2+6n+5=6m+6n+7=6m+6n+6+1=6(m+n+1)+16m + 2 + 6n + 5 = 6m + 6n + 7 = 6m + 6n + 6 + 1 = 6(m+n+1) + 1
m+n+1m+n+1kk (kは1以上の整数)とおくと、
6k+16k + 1
これは6で割ると余りが1になる数なので、Aにある数である。

3. 最終的な答え

(1) D
(2) Bにある数を 6m+26m+2 、Eにある数を 6n+56n+5 とすると、これらの和は 6(m+n+1)+16(m+n+1)+1 となり、6で割ると余りが1となる数である。これはAにある数である。

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