2次関数 $y = -x^2 + 4x + 1$ の $0 \le x \le 3$ における最大値と最小値を求めます。

代数学二次関数最大値最小値平方完成放物線
2025/3/29

1. 問題の内容

2次関数 y=x2+4x+1y = -x^2 + 4x + 10x30 \le x \le 3 における最大値と最小値を求めます。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=x2+4x+1=(x24x)+1=(x24x+44)+1=(x2)2+4+1=(x2)2+5y = -x^2 + 4x + 1 = -(x^2 - 4x) + 1 = -(x^2 - 4x + 4 - 4) + 1 = -(x - 2)^2 + 4 + 1 = -(x - 2)^2 + 5
したがって、2次関数は y=(x2)2+5y = -(x - 2)^2 + 5 と表せます。
これは、頂点が (2,5)(2, 5) で、上に凸な放物線です。
次に、定義域 0x30 \le x \le 3 における最大値と最小値を調べます。
頂点の xx 座標は x=2x=2 であり、0x30 \le x \le 3 の範囲に含まれています。したがって、x=2x = 2 で最大値をとります。最大値は y=(22)2+5=5y = -(2 - 2)^2 + 5 = 5 です。
次に、定義域の両端の値を調べます。
x=0x = 0 のとき、y=02+4(0)+1=1y = -0^2 + 4(0) + 1 = 1
x=3x = 3 のとき、y=32+4(3)+1=9+12+1=4y = -3^2 + 4(3) + 1 = -9 + 12 + 1 = 4
したがって、最小値は x=0x=0 のときの y=1y=1 です。
最大値は x=2x=2 のときの y=5y=5 です。

3. 最終的な答え

最大値:5
最小値:1

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