カードの数字の合計が偶数になるのは、次の2つの場合です。
(1) 3枚とも偶数の場合
(2) 1枚が偶数で、残りの2枚が奇数の場合
1から10までの数字の中で、偶数は5個(2, 4, 6, 8, 10)、奇数も5個(1, 3, 5, 7, 9)です。
(1) 3枚とも偶数の場合
偶数5枚から3枚を選ぶ組み合わせの数は、 5C3=3!2!5!=2×15×4=10 通りです。 (2) 1枚が偶数で、残りの2枚が奇数の場合
偶数5枚から1枚を選び、奇数5枚から2枚を選ぶ組み合わせの数は、 5C1×5C2=5×2!3!5!=5×2×15×4=5×10=50 通りです。 したがって、3枚のカードの合計が偶数になる組み合わせの数は、 10+50=60 通りです。 10枚のカードから3枚を選ぶすべての組み合わせの数は、 10C3=3!7!10!=3×2×110×9×8=10×3×4=120 通りです。 求める確率は、すべての組み合わせの数合計が偶数になる組み合わせの数=12060=21 です。