放物線 $y=x^2-3x+3$ と直線 $y=x+k$ が接するとき、定数 $k$ の値を求め、そのときの接点の座標を求める問題です。

代数学二次関数判別式接点放物線連立方程式
2025/6/20

1. 問題の内容

放物線 y=x23x+3y=x^2-3x+3 と直線 y=x+ky=x+k が接するとき、定数 kk の値を求め、そのときの接点の座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

放物線と直線が接するということは、それらの式を連立させた二次方程式が重解を持つということです。
まず、二つの式を連立させます。
x23x+3=x+kx^2 - 3x + 3 = x + k
これを整理すると、
x24x+(3k)=0x^2 - 4x + (3-k) = 0
この二次方程式が重解を持つためには、判別式 DD00 になる必要があります。
判別式 DDD=b24acD = b^2 - 4ac で計算できます。ここで、a=1a = 1, b=4b = -4, c=3kc = 3-k です。
D=(4)24(1)(3k)=1612+4k=4+4kD = (-4)^2 - 4(1)(3-k) = 16 - 12 + 4k = 4 + 4k
D=0D = 0 となる条件より、4+4k=04 + 4k = 0 なので、k=1k = -1 となります。
次に、接点の xx 座標を求めます。
x24x+(3(1))=0x^2 - 4x + (3 - (-1)) = 0
x24x+4=0x^2 - 4x + 4 = 0
(x2)2=0(x-2)^2 = 0
x=2x = 2
接点の yy 座標は、y=x+ky = x + kx=2x = 2k=1k = -1 を代入して求めます。
y=2+(1)=1y = 2 + (-1) = 1
したがって、接点の座標は (2,1)(2, 1) です。

3. 最終的な答え

k=1k = -1
接点の座標: (2,1)(2, 1)

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