袋の中に赤玉2個、白玉3個、青玉5個が入っている。この袋から3個の玉を同時に取り出すとき、少なくとも1個が白玉である確率を求める。

確率論・統計学確率組み合わせ事象排反事象
2025/3/29

1. 問題の内容

袋の中に赤玉2個、白玉3個、青玉5個が入っている。この袋から3個の玉を同時に取り出すとき、少なくとも1個が白玉である確率を求める。

2. 解き方の手順

少なくとも1個が白玉である確率は、1から「3個とも白玉でない」確率を引くことで求められる。
まず、3個の玉の取り出し方の総数を計算する。
これは、10個の玉から3個を選ぶ組み合わせの数であるから、
10C3=10!3!7!=10×9×83×2×1=10×3×4=120_{10}C_3 = \frac{10!}{3!7!} = \frac{10 \times 9 \times 8}{3 \times 2 \times 1} = 10 \times 3 \times 4 = 120通り
次に、3個とも白玉でない取り出し方を計算する。
白玉以外の玉は、赤玉2個と青玉5個の合計7個である。
この7個から3個を選ぶ組み合わせの数は、
7C3=7!3!4!=7×6×53×2×1=7×5=35_7C_3 = \frac{7!}{3!4!} = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 7 \times 5 = 35通り
したがって、「3個とも白玉でない」確率は、
35120=724\frac{35}{120} = \frac{7}{24}
よって、「少なくとも1個が白玉である」確率は、
1724=2424724=17241 - \frac{7}{24} = \frac{24}{24} - \frac{7}{24} = \frac{17}{24}

3. 最終的な答え

1724\frac{17}{24}

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