少なくとも1個が不良品でない確率を求める代わりに、すべて不良品である確率を求めて、それを1から引くという余事象の考え方を用いる。
まず、20個の製品から3個を取り出すすべての組み合わせの数を計算する。これは、20個から3個を選ぶ組み合わせなので、20C3で表される。 20C3=3!(20−3)!20!=3!17!20!=3×2×120×19×18=10×19×6=1140 次に、3個とも不良品である組み合わせの数を計算する。これは、5個の不良品から3個を選ぶ組み合わせなので、5C3で表される。 5C3=3!(5−3)!5!=3!2!5!=2×15×4=10 したがって、3個とも不良品である確率は、20C35C3=114010=1141となる。 少なくとも1個が不良品でない確率は、1から3個とも不良品である確率を引いたものなので、
1−1141=114114−1=114113