(1) 点A, Bの座標を求める。
点A, Bは円 x2+y2=10 上の点である。 点Aを(x1,y1), 点Bを(x2,y2)とする。 点(4, 2)から円に引いた接線の方程式はそれぞれ x1x+y1y=10 と x2x+y2y=10 と表せる。 点(4, 2)はこの接線上にあるので、4x1+2y1=10かつ4x2+2y2=10を満たす。 これは、2点A, Bが直線4x+2y=10、すなわち2x+y=5上にあることを意味する。 したがって、直線2x+y=5と円x2+y2=10の交点がA, Bの座標となる。 y=5−2xをx2+y2=10に代入すると、 x2+(5−2x)2=10 x2+25−20x+4x2=10 5x2−20x+15=0 x2−4x+3=0 (x−1)(x−3)=0 x=1のとき、y=5−2(1)=3 x=3のとき、y=5−2(3)=−1 したがって、A(1, 3), B(3, -1)となる。
(2) 直線ABの方程式を求める。
(1)より、2点A(1, 3), B(3, -1)を通る直線の方程式を求める。
傾きは3−1−1−3=2−4=−2 よって、y−3=−2(x−1) y−3=−2x+2 y=−2x+5