2026の正の約数の和を求める問題です。ただし、1013は素数であることが与えられています。

数論約数素因数分解約数の和
2025/6/20

1. 問題の内容

2026の正の約数の和を求める問題です。ただし、1013は素数であることが与えられています。

2. 解き方の手順

まず、2026を素因数分解します。
2026=2×10132026 = 2 \times 1013
1013は素数であることが与えられているので、これで素因数分解は完了です。
約数の和は、素因数分解の結果を使って計算できます。
ある数 nn が素因数分解で n=p1e1×p2e2××pkekn = p_1^{e_1} \times p_2^{e_2} \times \dots \times p_k^{e_k} と表されるとき、その約数の和は、
(1+p1+p12++p1e1)×(1+p2+p22++p2e2)××(1+pk+pk2++pkek)(1 + p_1 + p_1^2 + \dots + p_1^{e_1}) \times (1 + p_2 + p_2^2 + \dots + p_2^{e_2}) \times \dots \times (1 + p_k + p_k^2 + \dots + p_k^{e_k})
で計算できます。
この問題では、2026=21×101312026 = 2^1 \times 1013^1 なので、約数の和は、
(1+2)×(1+1013)(1 + 2) \times (1 + 1013)
となります。
(1+2)×(1+1013)=3×1014=3042(1 + 2) \times (1 + 1013) = 3 \times 1014 = 3042

3. 最終的な答え

3042

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