与えられたデータの標準偏差を求める問題です。データは、あるグループの小テストの点数で、A:3点、B:7点、C:2点、D:3点、E:5点です。答えは小数第一位まで求めます。

確率論・統計学標準偏差統計データの分析分散
2025/3/29

1. 問題の内容

与えられたデータの標準偏差を求める問題です。データは、あるグループの小テストの点数で、A:3点、B:7点、C:2点、D:3点、E:5点です。答えは小数第一位まで求めます。

2. 解き方の手順

標準偏差を求める手順は以下の通りです。
(1) 平均値を計算する。
データの平均値 xˉ\bar{x} は、すべてのデータの合計をデータの数で割ったものです。
xˉ=3+7+2+3+55=205=4\bar{x} = \frac{3 + 7 + 2 + 3 + 5}{5} = \frac{20}{5} = 4
(2) 各データと平均値との差(偏差)を計算する。
各データの偏差は以下の通りです。
A: 34=13 - 4 = -1
B: 74=37 - 4 = 3
C: 24=22 - 4 = -2
D: 34=13 - 4 = -1
E: 54=15 - 4 = 1
(3) 各偏差の二乗を計算する。
各偏差の二乗は以下の通りです。
A: (1)2=1(-1)^2 = 1
B: 32=93^2 = 9
C: (2)2=4(-2)^2 = 4
D: (1)2=1(-1)^2 = 1
E: 12=11^2 = 1
(4) 偏差の二乗の平均(分散)を計算する。
分散 s2s^2 は、偏差の二乗の合計をデータの数で割ったものです。
s2=1+9+4+1+15=165=3.2s^2 = \frac{1 + 9 + 4 + 1 + 1}{5} = \frac{16}{5} = 3.2
(5) 分散の平方根を計算する。
標準偏差 ss は、分散の平方根です。
s=3.21.78885s = \sqrt{3.2} \approx 1.78885
(6) 小数第一位まで丸める。
小数第二位が8なので、切り上げて小数第一位まで求めると、標準偏差は1.8です。

3. 最終的な答え

1. 8 点

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