あるグループのメンバーの体重のデータ(49, 43, 54, 52, 42)が与えられている。このデータの標準偏差を小数点第一位まで求めよ。

確率論・統計学標準偏差統計データの分析
2025/3/29

1. 問題の内容

あるグループのメンバーの体重のデータ(49, 43, 54, 52, 42)が与えられている。このデータの標準偏差を小数点第一位まで求めよ。

2. 解き方の手順

まず、平均値を計算する。
平均値 xˉ \bar{x} は、データの総和をデータの個数で割ったものである。
xˉ=49+43+54+52+425=2405=48 \bar{x} = \frac{49 + 43 + 54 + 52 + 42}{5} = \frac{240}{5} = 48
次に、各データと平均値の差を計算し、それらを2乗する。
(4948)2=12=1(49 - 48)^2 = 1^2 = 1
(4348)2=(5)2=25(43 - 48)^2 = (-5)^2 = 25
(5448)2=62=36(54 - 48)^2 = 6^2 = 36
(5248)2=42=16(52 - 48)^2 = 4^2 = 16
(4248)2=(6)2=36(42 - 48)^2 = (-6)^2 = 36
次に、これらの2乗された差の平均を計算する。これが分散 s2 s^2 である。
s2=1+25+36+16+365=1145=22.8 s^2 = \frac{1 + 25 + 36 + 16 + 36}{5} = \frac{114}{5} = 22.8
最後に、分散の平方根を計算する。これが標準偏差 s s である。
s=22.84.7749354.8 s = \sqrt{22.8} \approx 4.774935 \approx 4.8 (小数点第一位まで)

3. 最終的な答え

4. 8 kg

「確率論・統計学」の関連問題

コンビニのおにぎり製造機で作られたおにぎりの重さの母平均 $\mu$ を95%信頼区間で区間推定する問題です。25個のおにぎりの標本平均は80グラム、母標準偏差は10グラムであるという情報が与えられて...

信頼区間区間推定標本平均母平均正規分布
2025/6/6

母標準偏差 $\sigma$ がわかっている正規母集団から得られた標本平均 $\bar{x}$ を用いて、母平均 $\mu$ の95%信頼区間を求める問題です。具体的には、不等式 $-1.96 \le...

信頼区間母平均正規母集団統計的推測
2025/6/6

事象Aと事象Bが独立なとき、$P(A \cap B) = P(A) \cdot P(B)$ となることを証明する。

確率独立条件付き確率確率の乗法定理
2025/6/6

画像は、標本平均の95%予言的中区間に関する問題の一部を示しており、空欄を埋めるように求められています。母平均 $\mu$、母標準偏差 $\sigma$ の正規母集団から無作為に抽出した $n$ 個の...

標本平均正規分布区間推定統計的推測予言的中区間
2025/6/6

与えられた不等式 $-1.96 \le \frac{x - \mu}{\sigma} \le 1.96$ または $x - 1.96 \sigma \le \mu \le x + 1.96 \sigm...

不等式統計的推測信頼区間
2025/6/6

標準偏差 $\sigma$ が既知の正規母集団において、標本1個の値 $x$ が得られたとき、母平均 $\mu$ に関する仮説が棄却されないための条件を求める。具体的には、以下の不等式を満たす $\m...

統計的仮説検定母平均信頼区間正規分布標準偏差
2025/6/6

大人6人、子ども4人の合計10人の中から、抽選で5人を選ぶとき、以下の確率を求める。 (1) 大人が3人、子どもが2人となる確率 (2) 子どもが1人だけとなる確率

組み合わせ確率場合の数
2025/6/6

10本のくじがあり、そのうち3本が当たりくじである。 (1) 2本を同時に引くとき、2本とも当たる確率を求める。 (2) 3本を同時に引くとき、3本ともはずれの確率を求める。

確率組み合わせくじ
2025/6/6

AとBを含む4人が、くじ引きで順番を決めて横1列に並ぶとき、以下の確率を求めます。 (1) Aが左端に並ぶ確率 (2) Bが左端、Aが右端に並ぶ確率

確率順列場合の数
2025/6/6

2つのサイコロを同時に投げたとき、以下のそれぞれの確率を求めます。 (1) 目の和が7になる確率。 (2) 2つとも偶数の目が出る確率。

確率サイコロ確率の計算
2025/6/6