あるグループの小テストの点数データが与えられており、その標準偏差を小数第一位まで求める問題です。データは以下の通りです。 - A: 3点 - B: 8点 - C: 10点 - D: 4点 - E: 0点

確率論・統計学標準偏差統計データ解析
2025/3/29

1. 問題の内容

あるグループの小テストの点数データが与えられており、その標準偏差を小数第一位まで求める問題です。データは以下の通りです。
- A: 3点
- B: 8点
- C: 10点
- D: 4点
- E: 0点

2. 解き方の手順

まず、データの平均値を計算します。
次に、各データ点と平均値の差(偏差)を計算し、それぞれの偏差を二乗します。
次に、二乗した偏差の平均値(分散)を計算します。
最後に、分散の平方根を計算して、標準偏差を求めます。
平均値:
3+8+10+4+05=255=5\frac{3+8+10+4+0}{5} = \frac{25}{5} = 5
各データ点の偏差:
A: 35=23 - 5 = -2
B: 85=38 - 5 = 3
C: 105=510 - 5 = 5
D: 45=14 - 5 = -1
E: 05=50 - 5 = -5
各偏差の二乗:
A: (2)2=4(-2)^2 = 4
B: (3)2=9(3)^2 = 9
C: (5)2=25(5)^2 = 25
D: (1)2=1(-1)^2 = 1
E: (5)2=25(-5)^2 = 25
二乗した偏差の平均値(分散):
4+9+25+1+255=645=12.8\frac{4+9+25+1+25}{5} = \frac{64}{5} = 12.8
標準偏差:
12.83.5777\sqrt{12.8} \approx 3.5777
小数第一位まで丸めると、3.6となります。

3. 最終的な答え

3. 6点

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