まず、分母の有理化を行います。分母と分子に k+3−k+1 を掛けます。 k+3+k+11=(k+3+k+1)(k+3−k+1)k+3−k+1=(k+3)−(k+1)k+3−k+1=2k+3−k+1 したがって、与えられた和は次のようになります。
∑k=1nk+3+k+11=∑k=1n2k+3−k+1=21∑k=1n(k+3−k+1) この和は、隣り合う項が打ち消しあう望遠鏡和の形になっています。具体的に書き出すと、
21[(4−2)+(5−3)+(6−4)+⋯+(n+2−n)+(n+3−n+1)] この和を整理すると、ほとんどの項が打ち消しあい、残るのは
21(−2−3+n+2+n+3) となります。