与えられた関数 $y = x \cos(2x)$ の導関数 $dy/dx$ を求める。解析学微分導関数積の微分法則三角関数合成関数の微分2025/6/221. 問題の内容与えられた関数 y=xcos(2x)y = x \cos(2x)y=xcos(2x) の導関数 dy/dxdy/dxdy/dx を求める。2. 解き方の手順積の微分法則を用いる。積の微分法則とは、u(x)u(x)u(x) と v(x)v(x)v(x) の積の微分が (uv)′=u′v+uv′(uv)' = u'v + uv'(uv)′=u′v+uv′ で与えられるというものである。この問題では、u(x)=xu(x) = xu(x)=x および v(x)=cos(2x)v(x) = \cos(2x)v(x)=cos(2x) とおく。まず、u(x)u(x)u(x) の微分を計算する。u′(x)=ddx(x)=1u'(x) = \frac{d}{dx}(x) = 1u′(x)=dxd(x)=1次に、v(x)v(x)v(x) の微分を計算する。v′(x)=ddx(cos(2x))v'(x) = \frac{d}{dx}(\cos(2x))v′(x)=dxd(cos(2x))ここで、合成関数の微分法則を用いる。ddxcos(f(x))=−sin(f(x))⋅f′(x)\frac{d}{dx} \cos(f(x)) = -\sin(f(x)) \cdot f'(x)dxdcos(f(x))=−sin(f(x))⋅f′(x)である。この場合、f(x)=2xf(x) = 2xf(x)=2x なので、f′(x)=2f'(x) = 2f′(x)=2 である。したがって、v′(x)=−sin(2x)⋅2=−2sin(2x)v'(x) = -\sin(2x) \cdot 2 = -2\sin(2x)v′(x)=−sin(2x)⋅2=−2sin(2x)積の微分法則を用いて、y=xcos(2x)y = x \cos(2x)y=xcos(2x) の微分を計算する。dydx=u′(x)v(x)+u(x)v′(x)\frac{dy}{dx} = u'(x)v(x) + u(x)v'(x)dxdy=u′(x)v(x)+u(x)v′(x)dydx=(1)cos(2x)+x(−2sin(2x))\frac{dy}{dx} = (1) \cos(2x) + x(-2\sin(2x))dxdy=(1)cos(2x)+x(−2sin(2x))dydx=cos(2x)−2xsin(2x)\frac{dy}{dx} = \cos(2x) - 2x\sin(2x)dxdy=cos(2x)−2xsin(2x)3. 最終的な答えdydx=cos(2x)−2xsin(2x)\frac{dy}{dx} = \cos(2x) - 2x\sin(2x)dxdy=cos(2x)−2xsin(2x)