赤玉4個と白玉3個を1列に並べる並べ方は全部で何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数
2025/3/29

1. 問題の内容

赤玉4個と白玉3個を1列に並べる並べ方は全部で何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、合計の玉の数を数えます。赤玉が4個、白玉が3個なので、合計で7個の玉があります。
次に、7個の玉を並べる順列の総数を考えます。これは、7!(7の階乗)で計算できます。
7!=7×6×5×4×3×2×1=50407! = 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 5040
しかし、赤玉は4個とも同じ色、白玉は3個とも同じ色なので、同じ色の玉を入れ替えても同じ並び方とみなされます。そのため、重複を避けるために、赤玉の並び方(4!)と白玉の並び方(3!)で割る必要があります。
赤玉4個の並び方は、4!=4×3×2×1=244! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24通りです。
白玉3個の並び方は、3!=3×2×1=63! = 3 \times 2 \times 1 = 6通りです。
したがって、求める並べ方の総数は、次の式で計算できます。
7!4!3!=504024×6=5040144=35\frac{7!}{4!3!} = \frac{5040}{24 \times 6} = \frac{5040}{144} = 35

3. 最終的な答え

35通り

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