赤玉2個、白玉2個、青玉2個を1列に並べる並べ方は全部で何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学順列組み合わせ重複順列
2025/3/29

1. 問題の内容

赤玉2個、白玉2個、青玉2個を1列に並べる並べ方は全部で何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、すべての玉を区別して考えた場合、6個の玉の並べ方は 6!6! 通りです。
しかし、実際には同じ色の玉は区別できないので、同じ色の玉の並べ替えの分だけ重複して数えています。
赤玉2個の並べ替えは 2!2! 通り、白玉2個の並べ替えは 2!2! 通り、青玉2個の並べ替えも 2!2! 通りあります。
したがって、求める並べ方の総数は、
6!2!2!2!\frac{6!}{2!2!2!}
で計算できます。
6!=6×5×4×3×2×1=7206! = 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 720
2!=2×1=22! = 2 \times 1 = 2
よって、
6!2!2!2!=7202×2×2=7208=90\frac{6!}{2!2!2!} = \frac{720}{2 \times 2 \times 2} = \frac{720}{8} = 90
したがって、並べ方は90通りです。

3. 最終的な答え

90通り

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